ベッドサイドポーチで夜の“もしも”に寄り添う暮らし

防災

年齢を重ねるにつれて、暮らしの中に「安心を育てる小さな工夫」を積み重ねることを大切にするようになりました。今回は、夜間の停電や地震への備えとして、ベッドサイドポーチの中身をまとめました。普段のインテリアになじむ工夫と、安全な朝を迎えるためのアイテム選びをご紹介します。

ベッドサイドポーチとは?

夜中の停電や地震で部屋が真っ暗に…そんなときに、慌てず安全に対応するために、寝室すぐ手にとれる場所に必要なものをまとめた小さなポーチを置いておくのが「ベッドサイドポーチ」です。見た目も暮らしに自然になじむように。インテリアを壊さず、でもいざという時に頼れる存在です。

必須アイテムの選び方>

◎ LEDライト
停電時にまず必要なのは、「手元を照らす明かり」。USB充電式や電池交換式の、軽くて握りやすいLEDライトが◎。夜中にトイレに行くときも安心です。

◎ スリッパ&手袋
ガラス片などで足や手を怪我しないよう、底が硬く滑らないスリッパと、破れにくい手袋をセットに。怪我予防のための基本アイテムです。

◎ ホイッスル
地震で声が出しにくいとき、ホイッスルは遠くまで音が届きます。軽く、小さいけれど頼もしいサバイバルツールです。redditでも「ホイッスルは最も忘れられがち。でも命を救う可能性がある」と多くの意見が寄せられていました 。

次のステップ:非常持ち出し袋への展開

ただのポーチだけでは心許ないと感じた時は、非常用持ち出し袋へつながるセットにするのがおすすめ。以下を加えるだけで準備完了:

◎ モバイルバッテリー

◎ 防寒具(レインポンチョ・ひざ掛けなど)

◎ エネルギー補給できる飴やチョコ

これがあれば、深夜に避難が必要になっても、ポーチからそのまま持ち出せます。

インテリアになじむデザインのポイント

生活感が出てしまうのは嫌だから…という方には、布やカラートーンにこだわるのがおすすめ。リネン素材やニュアンスカラーを選べば、見た目にそっと馴染みます。また、収納BOX型にしたり、使いやすいバッグ型にしておくと、日常にも自然に溶け込みます。

安心が生む心のゆとり

ポーチひとつに必要なものが揃っているだけで、心が落ち着きます。「いざという時にこれがある」と思える安心感は、小さな幸せにつながります。夜の備えは、心地よい暮らしを支える大切な一歩。見た目にも配慮されたポーチなら、毎日の暮らしにもすっと入ってきてくれます。

実際に揃えたアイテム例
◎ LEDライト:握りやすいスティックタイプ、USB充電式で経済的

◎ スリッパ:硬めソールで底厚&撥水仕様

◎ 手袋:軍手タイプの厚手素材で使いやすい

◎ ホイッスル:120dB以上、首掛けストラップ付きのもの

防災はいつも“隣にある安心”

防災は特別じゃなくて、日々の暮らしのなかにある安心の延長です。ベッドサイドポーチひとつで、夜の備えと心地よさが手に入ります。これからも、40代からの心地よい暮らしを支える備えを、一緒に少しずつ整えていきましょう。

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