【40代からの更年期準備シリーズ】第1回:本格的に更年期に入る前に。40代の私が始めた“相談先探し”というセルフケア

更年期

「最近、生理が前より不安定になってきたかも」
「なんとなく疲れやすい」
そんな小さな変化に気づきはじめたのは、40代半ばを過ぎた頃でした。

でも、どこかで「まだ大丈夫」「更年期って50代くらいの話でしょう?」と思っていた私。
そんな私の背中を押したのは、婦人科で子宮頸がん検診
結果を聞きに行ったときに、医師から言われたひと言でした。

「更年期の治療は、当院では漢方処方まで。専門医に相談したい場合は、日本女性医学学会や更年期外来を調べてみてくださいね。」

その言葉を聞いて、「あ、準備しておくって大事かも」と、ふと我に返ったのです。

“更年期”って、ある日突然始まるもの?

私自身、「更年期=突然バタバタと症状が出る時期」だと思っていました。
でも実際は、プレ更年期と呼ばれる揺らぎの時期があり、不調も人それぞれ。
だからこそ、「今からできることを少しずつ始めておこう」と思ったのです。

とはいえ、ネットには情報があふれていて、体験談や広告もたくさん。
迷ってしまった私は、“信頼できる情報”から相談先を探すことを最初のステップにしました。

私が参考にした、安心できる2つの公式サイト

公益社団法人 女性の健康とメノポーズ協会
「女性の健康とメノポーズ協会」は、更年期医療の普及と啓発に取り組む団体で、全国の更年期外来や婦人科のリストが公式サイトに掲載されています。
都道府県別で探せるので、近くの医療機関がすぐに見つかり、とても実用的でした。

全国の婦人科・更年期外来リスト(公式サイト)

日本女性医学学会
もうひとつ参考にしたのが「日本女性医学学会」のサイト。
こちらでは、更年期障害に対応する医療機関や専門医の情報が、都道府県別にまとめられています。
信頼できる医療情報にアクセスできる安心感がありました。

更年期障害におすすめの医療機関(公式サイト)

「今すぐ受診」はしなくてもいい。ただ、“知っておく”だけで心が軽くなる

今回、実際に病院に通うわけではありませんでしたが、「ここなら相談できそう」と思える場所があるだけで、不思議と心が落ち着きました。

40代は、まだまだ体力も気力もある時期。
だからこそ、“備える”ことは、“不安に向き合う”のではなく、“自分を大切にする選択肢を持つ”ことなんだと感じました。

未来の自分に、そっと寄り添う選択を

更年期のすべてを一人で抱え込まず、必要な時に頼れる場所があること。それが、これからの私の『安心の土台』になると感じています。

次回は、そんな変化を実感するこの時期にこそ見直したい、“体と心の変化”についてお話ししたいと思います。更年期の身体と心にどんな変化が起きるのか、一緒におさらいしながら、少しでも不安が“ちょっとした楽しみ”に変わるような内容をお届けできたら嬉しいです。

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