「うまくいかない日」は、心からのサインかもしれない40代からの“つまずき”との向き合い方

心のケア

ある日、アナログもデジタルも、あらゆる手続きでエラーが続きました。
電話はつながらず、ウェブフォームはうまく送信されず、予定の調整もかみ合わない。
いつもなら何気なくこなしていることが、なぜか次々とつまずく――そんな日でした。

最初は、「たまたまタイミングが悪かったのかな?」と思っていましたが、
続く違和感に、だんだんと心がざわつき、知らず知らずのうちにイライラが積もっていく感覚。
ふと立ち止まって、気づいたことがありました。

それは、心の状態が映し出された“出来事”だった

「どうしてこんなにうまくいかないんだろう」
そんなふうに思っていた私でしたが、よくよく振り返ってみると――
最近、ひとつひとつのことを“雑に扱って”いたことに気づきました。

毎日をなんとか回すことに精一杯で、
目の前のことを「こなす」だけになっていた私。
気持ちに余白がなくなり、ちょっとしたミスやズレに敏感になっていたのだと思います。

でも、だからこそ、物事がうまくいかなくなるという現象を通じて、
「自分の内側に目を向けてみて」とサインが送られていたのかもしれません。

モヤモヤを手放す、私のリセット方法

心がかたくなってしまったとき、私は“感謝”を思い出すようにしています。
今あるものに「ありがとう」と言葉をかけるだけで、空気がやわらかくなる気がするのです。

たとえば―
日々の暮らしを支えてくれるインフラやサービス、
一緒にいてくれる人や動物たち、
それから、がんばってきた“過去の自分”にも。

そんなふうに心を整えると、不思議とまわりの景色も変わってきます。
あれほどつまずいていたことが、スッと進むようになったり、
予期せぬところから助け舟が来たり。

「クリアな自分」をイメージして、
一度、心をまっさらにしてみる。
それだけで、“流れ”がまた戻ってくることもあるんだなと実感しています。

うまくいかない日も、人生の一部

物事が思い通りに進まないと、つい焦ってしまいますよね。
でも、そんな日こそ、“自分の声”に耳を傾けるチャンスなのかもしれません。

心を立て直すことで、現実も少しずつ整っていく。
40代からの私たちにとって、「つまずき」もまた、深みを育てる大切な時間。

今日も、自分の心にやさしくありたいですね。

タイトルとURLをコピーしました