【日々の私ケア】40代のストレス対策に。タッピングで心と体をととのえる習慣

パーソナルケア

職場でも自宅でも、ちょっと気持ちが乱れたとき。
私は自分の肩を、右手で「トントン」と軽くタッピングします。誰にも気づかれないほどの小さな動きですが、それだけで心がふっと軽くなるから不思議です。

この習慣に出会ってから、感情の波に飲まれそうな瞬間も、自分を少し引き上げることができるようになりました。

タッピングってなに?簡単なのに深いセルフケア

タッピングとは、指の腹で肌を軽く叩くようにして刺激を与えるシンプルなケア方法です。道具も技術もいらず、手があればどこでもできるのが魅力。

EFT(感情解放テクニック)と呼ばれる心理療法にも使われていて、感情の安定や不安の緩和など、心身への穏やかな効果が報告されています。

不安・イライラ・緊張をやわらげる「心」の効果

40代になると、仕事や家庭、体調の変化など、心がざわつく場面も増えてきます。
タッピングには、以下のような心理的メリットがあるとされています:

◎ 不安や緊張感を和らげる

◎ 安心感や気楽さが増す

◎ イライラや自責感が減少する

◎ 心拍数が落ち着き、呼吸が深くなる

◎ 落ち込みや不眠のケアにも活用されている

「なんだかつらいな」と感じたときに自分を責めるのではなく、タッピングで“今の気持ち”を優しく受け止める。そんなケアの形があることを、私は40代でようやく知りました。

肩や胸元をトントン。職場でも自宅でもできるタッピング

私のおすすめは、「右手で左肩をトントンと叩く」方法。
ストレスを感じたとき、人に気づかれないようにできる、小さなケアです。

他にもこんなタッピングの仕方があります:

▷ 顔周り
眉頭から眉尻、目の下は目頭から目尻へ

頬骨の下を耳に向かってタッピング

顎やフェイスラインは下から上へ(リフトアップ効果も)

▷ 体
胸元をやさしくトントンと刺激

背中や首筋など、こわばりを感じる部分にも

指は1~4本で、爪を立てずにやさしく行います。
お風呂上がりや寝る前、気づいたときに行うのがおすすめです。

「心と体がつながっている」を実感する時間
私自身、感情が揺れるときは、体のどこかが同時に緊張していることに気づきます。
タッピングは、心のケアでありながら、体のこわばりや冷え、だるさまで少しずつ和らげてくれる感覚があります。

実際、タッピングにはこんな身体的メリットもあると言われています:

筋肉の緊張や痛みの緩和

血行促進による身体の温かさの回復

副交感神経の活性化で、リラックスモードへ

美容面ではリンパの流れ促進や、クマ・くすみの改善にも

たった数分でも、指先から心がほぐれるような感覚に。
毎日は無理でも「今日は少し余裕がないな」と思ったときに、タッピングで“今ここ”に戻ってくるようにしています。

自分の心に寄り添う「小さな動作」を大切に

タッピングは、誰にも見せない、でも確実に効いてくる“私だけのケア”。
忙しい日常の中でも、自分のためにほんの数分手を動かすだけで、心と体がゆるむ感覚を取り戻せます。

40代を迎えた今、「外に何かを求める」より、「自分に優しくすること」が何より大切だと感じるようになりました。

今日もまた、気づいたときに、肩をトントン。
この小さなリズムが、私の一日を少しだけ優しくしてくれます。

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