焼きたての香りで心をほどく、土曜日のブランチ
平日の朝は、生のケールで作るスムージーを一杯。
その一杯だけで、体の内側からすっと目覚めるような感覚があります。
手間は最小限なのに、どこか“整った朝”をくれる頼もしい存在。
でも、そのぶん週末の朝は、少しゆっくり、少し丁寧に過ごしたくなるんです。
慌ただしい日々の合間に、自分をちゃんと扱う時間を取り戻すような感覚で。
そんな土曜の朝に私が焼くのが、
バター不使用の米粉スコーン。
でも、週末の土曜日だけは少しペースを落として、心が整う時間を意識するようになりました。
そんな私の土曜の定番が、バター不使用の米粉スコーンを中心にしたワンプレートブランチ。
30分もあれば焼ける気軽さと、やさしい甘さが今の私にちょうどいい。
焼きたての香りとともに、「整える時間」が静かに始まります。
40代の私が選ぶ“体にやさしい”スコーン
このスコーンは、バターの代わりに太白ごま油を使って作ります。
植物性の油で軽やかに仕上がるうえ、米粉のほろっとした食感がどこか懐かしい味わいに。
シンプルな材料で作れるので、特別な準備もいりません。
【材料】(約4個分)
◎ 米粉:150g
◎ 太白ごま油:30g
◎ 卵:1個
◎ 水:50g
◎ 砂糖(てんさい糖やきび糖など):30g
◎ キングパウダー(アルミフリー):8g
【作り方】
① オーブンを180℃に予熱する。
② 米粉、ベーキングパウダー、砂糖をボウルで混ぜる。
③ 太白ごま油を加え、手でポロポロとするまでなじませる。
④ 卵と水を加え、さっくり混ぜてひとまとまりに。
⑤ 生地をラップで包み、厚さ2cmに成形。6等分にカット。
⑥ クッキングシートを敷いた天板に並べ、180℃で18〜20分焼く。
⑦ 焼き上がる頃には、部屋中がやさしい甘さに包まれて、自然と気持ちもふわっとゆるみます。
「整えるプレート」で、心が満ちる
我が家ではこのスコーンに、こんなブランチプレートを添えるのが定番です。
◎ 無添加のソーセージ
◎ 半熟の目玉焼き
◎ トマトのカット
◎ ほうれん草のソテー
そして、淹れたての珈琲
甘さと塩気のバランスがよく、たった一皿でもしっかり満たされます。
食べ終わったあとに感じるのは、“お腹の満足感”というより、心の落ち着き。
「ちゃんと食べること」は、「ちゃんと自分を大事にすること」につながる。
そんなふうに思えるようになったのも、40代になってからの変化かもしれません。
心地よさは、“整った食卓”から始まる
バターを使わないことで軽やかに、でも満足感はしっかりあるこのスコーン。
40代の私にとっては、まさに「整えるおやつ」ならぬ「整える主食」。
忙しない日々のなかで、
たまには“自分のためだけ”に用意するワンプレートを。
時間をかけず、無理もしない。
だけどちゃんと心が喜ぶ、そんな週末のブランチをあなたもぜひ味わってみてくださいね。
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