毎日の暮らしの中で、ふとイラっとしたり、胸がつまるようなウッとした瞬間、誰にでもありますよね。そんな時、私は自分にこう言い聞かせます。
「これが今の私の限界なんだ」と。
これは決して弱さのサインではなく、自分自身を知るための大切な気づきです。目をそらさずにその感情を受け止めることで、心の奥にある小さな声に気づくことができるのです。
そして、その限界を少しずつ乗り越えていく。そんな繰り返しが、自分を大きく、深く成長させてくれます。
だから、完璧を求める必要はありません。怒りや戸惑いも、全部が私らしさの一部なのです。
じぶんらしい暮らしは、誰かと笑い合うことだけでなく、笑えない自分もそのまま受け入れることから始まります。
うっかりミスをしてしまった自分を、誰かに笑われる前に、まずは自分自身が無理に笑おうとしなくていいのです。
「なんでこんなことに？」と自分を責めたくなる朝もあります。そんな日は、そっと沈黙を選ぶことも、私にとって大切な“心の整え方”のひとつ。
ミスを笑い飛ばすより、自分の限界にちゃんと気づいてあげることのほうが、心に余白が生まれます。
40代になってから、私はそう思えるようになりました。
無理に共有しなくても、無理に笑わなくても、それでいいと思える朝を、これからも少しずつ重ねていきたいと思っています。
そして、最後に伝えたいのは、どうか自分に嘘をつかないでほしいということ。自分の気持ちに正直でいることは、決して簡単ではないけれど、その正直さがあなたの人生を豊かにし、深い成長へと導いてくれます。
40代の今だからこそ、自分らしく、正直に、心地よい暮らしを一緒に歩んでいきましょう。
