雨の匂いに気づくと、ああ、またこの季節が来たな…と感じます。
2025年5月14日、ウェザーニューズが今年の「梅雨入り・梅雨明け見解」を発表しました。
どうやら今年の梅雨入りは、平年より少し早めになりそうです。
どんよりとした空模様が続くと、気分まで重たくなってしまいがち。
そんな日々の中で、私は「静かに過ごす」だけが癒しではないと感じるようになりました。
最近の私にとって、心地よさを取り戻すのは、むしろ“動くこと”。
体を動かし、少し外の空気を吸うことで、気持ちがスッと整っていくのを感じるのです。
雨の日だからこそ、“外へ出る”私の整え習慣
◎ 区民のスポーツセンターで、軽く汗をかく
静かな館内で、黙々と体を動かす。
それだけで、頭の中のもやもやが静かに晴れていきます。
市営や区民のスポーツセンターは、費用も控えめで気軽に通いやすく、
40代の体にやさしいメニュー(ストレッチや軽い筋トレ)も豊富です。
予定のない雨の午後、タオルと水だけ持ってふらりと訪れる時間。
それが、私の心と体をリセットしてくれています。
◎ ショッピングモールを、ゆっくり歩く
「買い物目的」がなくても大丈夫。
ふと目に入る色やディスプレイ、季節の雑貨や服を眺めるだけで、心がほぐれていきます。
静かすぎる部屋では落ち着かない日も、
ほどよいざわめきの中に身を置くと、安心感が生まれるのを感じます。
自分のペースで歩く時間は、気づけば小さな“心の回復時間”になっているのかもしれません。
◎ カフェまで歩いて、雨音の中でひと息
家の近くにあるお気に入りのカフェまで、雨の日はあえて歩いて行くことがあります。
レインブーツを履いて、傘を差しながらのんびり歩く道のり。湿った空気や雨の匂いを感じながら足を運ぶその時間が、すでに小さなリセットタイムです。
カフェに着いたら、温かい飲み物を片手に、手帳を開いてブログ記事の構成や文章をゆっくり書き出していきます。
スマホから少し離れて、雨音をBGMに自分の内側に集中するこのひとときが、今の私には心地よい時間。
ざわめきの中に身を置くことで、思考が自然と整理されていくのを感じます。
動いてほぐす、40代の「私時間」
以前の私は、どこかで「疲れたら休むことが正解」と思っていました。
もちろんそれも大切。けれど、心が重たいときほど、
「じっとしている」だけではどうにもならないこともあるんですよね。
雨の音がリズムになるように、
体を動かすことで、気持ちもまた巡っていく。
40代の今、自分を整える方法は一つじゃなくていいと気づきました。
心地よさの見つけ方は人それぞれ
気圧や湿気に影響されやすいこの季節、
無理をしないことも大事にしながら、
「ちょっとだけ動いてみる」選択肢も、自分を整える方法の一つ。
体をほぐすことで、心がほどける日もある。
静かにする癒しがしっくりこない日こそ、
あなたなりの“外の整え習慣”を、少しずつ見つけてみてください。