40代に入ると、仕事や家庭のストレス、体の変化で心身の疲れを感じやすくなりますよね。
「なんとなく疲れが取れない」「イライラや緊張が続く」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたにぜひ知ってほしいのが、自律神経を自分の意志で整えられる「4・4・8呼吸法」です。
この呼吸法は、呼吸のリズムをコントロールすることで自律神経に直接働きかけ、緊張をほぐし、心と体のバランスを整える効果が期待できるシンプルなセルフケア。
この方法は、根来秀行さんの著書『病まないための細胞呼吸レッスン』で紹介されている呼吸法であり、多くの人々が効果を実感しています。
今回は、その秘密と具体的なやり方を詳しくご紹介します。
なぜ40代は自律神経のバランスが乱れやすいの?
自律神経は、私たちの体の「緊張(交感神経)」と「リラックス(副交感神経)」のバランスを調整しています。
40代になると、ホルモンバランスの変化や生活環境のストレスで、このバランスが乱れやすくなるため、心身の不調を感じやすくなるのです。
4・4・8呼吸法が自律神経に効く理由
4・4・8呼吸法は、「4秒吸う」「4秒止める」「8秒吐く」というリズムで呼吸を行う方法。
ポイントは「吐く時間を長くする」ことで、副交感神経を優位にしやすくすることです。
副交感神経が優位になると、体がリラックスモードに入り、心拍数が落ち着き、筋肉の緊張もほぐれていきます。
これにより、緊張やストレスが自然と軽減されるのです。
実践!4・4・8呼吸法のやり方
①楽に座れる姿勢で背筋を伸ばします。
②鼻からゆっくり4秒かけて息を吸います。
③息を止めて4秒間キープします。
④口を閉じて、8秒かけてゆっくり息を吐き出します。
これを3〜5回繰り返します。
わずか数分でできるので、忙しい40代女性にもぴったりです。
40代の私が感じた4・4・8呼吸法の効果
私自身、40代になってから体の疲れやストレスに悩んでいましたが、この呼吸法を取り入れてからは、
●頭がすっきりして集中力がアップ
●お腹の調子が整った
●夜の眠りが深くなり疲れが取れやすくなった
という変化を感じています。
忙しい日常に取り入れるコツ
◎朝の支度中や通勤時間に取り入れる
◎寝る前のリラックスタイムに実践する
◎無理せず気づいたときに行う
これだけで、心身の疲れをリセットする効果が期待できます。
40代の心身の疲れをリセットしたいなら、まずは「呼吸」に注目してみてください。
4・4・8呼吸法は、自律神経に自分の意志で介入できる唯一のシンプルな方法。
根来秀行さんの『病まないための細胞呼吸レッスン』で紹介されたこの呼吸法を、毎日数分の習慣にして、心と体をゆるめ、日々をもっと快適に過ごしましょう。