仕事や日常生活で、思いもよらないトラブルや体調の不調に見舞われることは誰にでもあります。
特に40代になると、体や心の変化も感じやすく、「このまま悪くなってしまうのでは」と不安になることもあるでしょう。
私自身も先日、突然のトラブルで予定が大幅に狂い、焦りやイライラを感じました。
また、体の不調が続き、心が落ち込みがちになったこともあります。
でも、そんな時に思い出すのは、これらは決して「終わり」ではなく、むしろ“整う途中”のサインなのだということ。
“整う途中”として受け止める心の習慣
自然療法や東洋医学では、体が変わろうとする過程で一時的に不調が現れることを「好転反応」と呼びます。
これは体が新しい状態に向かって調整している証拠です。
同じように、仕事や生活の中のトラブルも「心や環境が整うためのきっかけ」だと捉えると、見え方が変わります。
心が乱れるのは当然ですが、それを「乗り越えるべき過程」として受け止めることで、余裕が生まれます。
問題を「課題」に、小さく分けて取り組む
私が特に大切にしているのが、起きた問題や不調を「課題」と考え直すことです。
「問題」と聞くと、どうしても大きくて重いイメージがつきまといますが、
「課題」と考えれば、解決のために取り組むべき一歩一歩に変わります。
さらに、課題は小さなタスクに分けて整理します。
例えば、仕事でのトラブルなら
◎何が原因なのかを確認する
◎関係者に連絡する
◎できることを優先して対応する
体の不調なら
◎どんな症状があるのか記録する
◎生活習慣で見直せることを考える
◎無理せず休息をとる
こうした細かいタスクに分けることで、心が軽くなり、行動しやすくなるのです。
40代だからこそできる柔軟な受け止め方
40代は若い頃と違って、体の変化や環境の変化を敏感に感じます。
だからこそ、起こるトラブルや不調もネガティブにだけ受け取るのではなく、人生の“整える期間”として受け止めることが大切です。
「これが私のペースで整うプロセスなんだ」と受け入れ、焦らず一歩ずつ前に進みましょう。
心が整うと、暮らしも軽やかになる
トラブルや不調を受け止める視点が変わると、不思議と心が楽になり、生活にも良い影響が出てきます。
無理にポジティブになろうとせず、ゆっくりと自分のペースで整えていく。
そんな40代の私の暮らし方を、これからも綴っていきたいと思います。