忙しい40代。急な用事が当たり前になった今
40代になって、家族の急な用事でバタバタすることが増えました。
病院の付き添いや親の書類手続きなど、予定していた家事やごはん作りが後回しになることも多く、夜に「今日は何もできなかった」と落ち込む日もあります。
そんな日が続いても、自分を責めずに済む方法はないかと考えた結果、
「先まわりして準備しておく」というシンプルな工夫にたどり着きました。
私を助ける“整う下ごしらえ”習慣
忙しい日も、少しの下ごしらえが気持ちにゆとりをもたらしてくれます。
昆布と干し椎茸を水に浸けておくだけの出汁
前日の夜に仕込んでおけば、翌朝すぐに使えます。味噌汁や煮物、炊き込みごはんなど多用途で便利です。
鶏肉を茹でて冷蔵・冷凍保存
むね肉やもも肉をまとめて茹でておくと、サラダや炒め物にすぐ使えて重宝。茹で汁はスープとして再利用可能です。
●ネギや油揚げを刻んで冷凍保存
簡単に味噌汁や炒め物の材料が揃い、時短につながります。
●ごはんは冷凍ストックを常備
炊けない日や急な予定変更があっても安心。温めるだけで食事が整います。
暮らし全体が整う「1-2の法則」
料理だけでなく、調味料や生活用品にも“1-2の法則”を取り入れています。
【1-2の法則とは】
1つ使い始めても、もう2つ手元にある安心感を保つこと。ストックが2つ以上ある状態を常にキープしています。
例:
●醤油、味噌、みりん、塩、油などの調味料は使い始めたものに加えて、常に2つのストックを用意。
●ティッシュ、トイレットペーパー、洗剤、シャンプーなどの日用品も同様に。
●お気に入りの美容オイルも、1本使っている間に次の2本が手元にある状態を維持。
急に買いに行けない日がある40代だからこそ、「複数のストック」があることは小さな安心となり、心に余裕をもたらしてくれます。
整えておくことは、未来の私へのやさしさ
こうした習慣を続けていると、「整えること」は自分を大切にすることだと実感します。
急な外出やトラブルがあっても、整った台所やストックがあることで「大丈夫」と思える。
それは過去の自分が今の自分を助けてくれている証しです。
ゆるやかに整えることが自分を守る
完璧を目指さず、少し先を見て準備すること。
40代の私たちに必要なのは、がんばりすぎることではなく、ゆるやかにでも確実に“整えておく”習慣です。
暮らしの中の「先まわりのやさしさ」を、ぜひあなたの生活にも取り入れてみませんか?