これからの暮らしやお金のことを、少しずつ意識するようになった40代。
家族との穏やかな日々、自分自身の時間を大切にしながらも、「この先も安心できるかな?」と胸の奥で考えることが増えてきました。
そんなとき、私は「細かく管理するよりも、整える仕組み」を整えたいと感じました。今回は、私自身が実践している“無理なく続けられる家計術”をご紹介します。
家計を整える第一歩は“分けること”
家計簿が続かないタイプの私が見つけたのは、支出をたった3つに分ける方法です。「固定費」「変動費」「特別費」にざっくり分けるだけで、見通しが驚くほどクリアになります。
① 固定費:日々を支えるベース
毎月ほぼ変わらない支出で、暮らしの土台ともなる部分です。
例えば、通信費や保険料、インフラ費用など。
私は通信費を見直し、スマホは2台使い、1台を日本通信SIM(約290円/月)、もう1台をahamoの30GB+かけ放題(約2,980円+1,100円)にしました。
これだけで月々の負担がぐっと軽くなり、心にも余白が生まれました。
保険も今の暮らしに合っているか、重複や不要な補償がないかを定期的に確認しています。
② 変動費:日々の中の“変化するゆらぎ”
食費や日用品など、月によって変わる費用です。
私は食費を「週に一度のまとめ買い+足りないものだけ週末に補充」。
日用品は楽天西友スーパーを利用し、必要なものをまとめて注文。
重い荷物を気にせず、無駄を防ぎながら自然と節約につながります。
③ 特別費:未来のための余白をつくるお金
旅行や冠婚葬祭、家電の買替など、不定期にかかるまとまった支出。
私は別口座に毎月少しずつ積み立てる「特別費口座」を活用。
これがあるだけで、大きな出費に慌てず、じんわりと安心感が広がります。
自動化で「家計簿は続けなくても整う仕組み」へ
家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使うことで、楽天銀行や楽天カードと自動連携し、買い物の記録はほぼ自動化しています。
レシートを手入力しなくても、「今月の支出がどこにいくらいったか」がアプリを開くだけで一目瞭然になります。
加えて、楽天経済圏で生活している私にとって、楽天ポイントは家計の助け。日用品や食費の一部をポイントでまかなえることも多く、節約というより「暮らしのうつろいと馴染む工夫」になっています。
家計整えることは、心と暮らしを整えること
節約やお金の管理をストレスに感じると、本来の“心地よさ”から遠ざかってしまいます。
だからこそ、「自分に合ったシンプルな方法で仕組みをつくる」ことが大切。
家計簿を毎日気にしなくても、整う仕組みがあると心も暮らしもゆるやかに整っていくのです。
家計管理が苦手だった私も、3つに分けて自動化するだけで「家計簿は続けなくても整っている」という安心感を得られるようになりました。
40代らしい、等身大の家計管理を
40代に入ると、自分も含めた暮らしの未来をじっくり考えるようになります。
それを支えるのは、数字よりも「自分のペース」で動く優しい仕組みです。
無理せず、背伸びせず、ゆるやかに。
40代からの暮らしを支える“整える家計術”として、この記事があなたの心地よい毎日のヒントになればうれしいです。
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