40代になって、自分らしいゆったりとした暮らしや「私時間」を大切にしたいなと思う今日この頃。そんな私たちにピッタリなのが、日本の「和敬清寂(わけいせいじゃく)」という考え方です。
聞きなれない言葉かもしれませんが、これは茶道の基本の心。でも、実は日常の暮らしや心の持ち方にもすごく役立つんですよ。今日は和敬清寂の意味と、40代の私たちがどうやって取り入れられるかをお話ししますね。
和敬清寂の意味って?
まずは4つの漢字の意味から簡単にご紹介します。
◎ 和(わ)=調和
周りとのバランスを大切にすること。
40代は仕事に家事に忙しいけど、自分のペースも守りつつ、周りといい感じにやっていくことがポイント。
◎ 敬(けい)=敬う心
自分も周りの人も大切にする気持ち。
自分に無理をさせず、疲れたら休むのも「敬う」こと。感謝の言葉を伝えるのも忘れずに。
◎ 清(せい)=清らかさ・シンプルさ
暮らしや心をシンプルに整えること。
いろいろな情報やモノで溢れがちな40代の毎日だからこそ、自分に必要なものを見極めて軽やかに。
◎ 寂(じゃく)=静けさ・落ち着き
焦らずゆったりした気持ちでいること。
慌ただしい中でも一息つく時間を作ることで、心も体もリセットできます。
40代の私たちにおすすめの和敬清寂の活かし方
私も意識している、和敬清寂の暮らしで実践しやすいポイントをご紹介します。
◎ 和を大切に
忙しくても「ありがとう」や「お疲れさま」といった小さな言葉を大事に。自然の中で散歩したり、好きな音楽を聴いてリラックスしたり、心のバランスを取る時間を作ると◎。
◎ 敬を忘れずに
自分をいたわることも敬うこと。疲れた日は無理しないで休む勇気を持ちましょう。また、周りの人に感謝を伝えると、自分も気持ちがほっこりします。
◎ 清らかなシンプル生活
家の中の不要なモノを整理したり、スキンケアをシンプルにしたり。情報も取捨選択して、ストレスフリーな暮らしを目指しましょう。私も最近、余計なものを減らして快適です。
◎ 寂の時間を楽しむ
忙しい毎日でも、ホッとできる時間を意識的に作りましょう。お風呂にゆっくり浸かったり、コーヒータイムを丁寧に過ごすだけで気持ちが整います。
年齢を重ねることは、味わい深くなること
40代は体も心も変化の多い時期。だからこそ、和敬清寂の考え方は私たちの暮らしにピッタリです。年齢を重ねることは、新しい魅力や安定感を育てるチャンス。焦らず、自分らしく、心地よく過ごしていきたいですね。
まとめ
◎ 和:周囲との調和を大切に
◎ 敬:自分や周りに敬意と感謝を持つ
◎ 清:シンプルで整った暮らしを意識する
◎ 寂:静かな時間で心を落ち着かせる
和敬清寂は、40代からの「私時間」と心地よい暮らしのヒント。ぜひ、あなたの毎日に取り入れてみてくださいね。