【緑の処方箋】ホーステイル(スギナ)で育てる、40代の「肌・髪・爪」と私時間

植物療法

40代を過ぎてから、ふと気になる身体の変化があります。

たとえば、髪のボリュームが減った気がする、爪が割れやすくなった、肌のハリが少し物足りない——そんな些細なサインが、日々の中で静かに現れてきます。

若い頃には見過ごしていた小さな変化。でも、それは体が今の私に必要なケアを教えてくれている合図でもあるのかもしれません。

そんなタイミングで出会ったのが、「ホーステイル(スギナ)」という植物でした。

身近な野草、でも侮れない力。ホーステイル(スギナ)とは?

ホーステイルは、日本では「スギナ」として知られる野草。
どこにでも生えていそうな姿からは想像もつかないほど、美容や健康を支える栄養素が豊富に含まれています。

中でも注目したいのが「シリカ(ケイ素)」。

コラーゲンの生成をサポートし、肌の弾力や髪のツヤ、爪のしなやかさを助けてくれる、40代女性に嬉しいミネラルです。

そのほかにも、

カリウムやカルシウムなどのミネラル

フラボノイドやサポニンといった抗酸化・代謝促進成分

がバランスよく含まれており、肌・髪・爪の土台を内側から整えてくれる“自然の処方箋”です。

私が取り入れているホーステイルの習慣

私の暮らしにスギナが入り込んだのは、シンプルなハーブティーとして。

乾燥スギナ小さじ1杯に熱湯を注ぎ、5〜10分蒸らすだけ。
ほんのり草の香りが漂い、飲みやすくやさしい味わいです。

食後や、家事が終わった夜の「私時間」に、1杯。
慌ただしかった1日の終わりに、自分を労わるようにゆっくりと飲むことで、心と体が少しずつ整っていくのを感じました。

また、最近ではスギナパウダーをヨーグルトやスムージーに混ぜて取り入れることも。
手軽に続けられるのも、長く付き合える理由です。

変化はゆっくり。でも確かな手応え

スギナを取り入れてから2〜3週間経った頃でしょうか。

ある朝、ふと鏡を見て、「肌が明るく見える」と感じたのです。
いつもより顔色が軽やかで、頬の柔らかさもなんとなく違う。

さらに、ずっと悩んでいた爪の割れやすさが気にならなくなってきたのも、この頃。

劇的な変化ではありません。
でも、日々の自分を少しずつ整えていく感覚が、暮らしに安心感と自信をもたらしてくれました。

美容にも、40代の体調管理にも寄り添う成分たち

ホーステイル(スギナ)に含まれる栄養素は、見た目の美しさだけでなく、体全体を内側から支えてくれる存在です。

◎ シリカ(ケイ素):コラーゲン生成を助け、肌・髪・爪の健康をキープ

◎ フラボノイド:強力な抗酸化作用で、エイジングケアに

◎ サポニン:血行促進や代謝アップに役立ち、更年期世代にもよい

◎ カリウム:むくみや水分代謝を整える

毎日のティータイムにこうした成分を取り入れることで、心と体を同時にケアできるのが何より嬉しいところです。

暮らしにそっと寄り添う、スギナという存在

ホーステイル(スギナ)は、特別なサプリメントではなく、自然の中にある、やさしい植物です。

◎ 朝の一杯に

◎ 夜のくつろぎ時間に

◎ 食事に少し加えて

そんな風に気負わずに取り入れられるからこそ、続けやすく、日常に根づいていくのだと思います。

「整える」という言葉には、無理をするイメージがあるかもしれません。
でも、本当はもっとやさしい行為。

いまの自分に合ったケアを選び、ゆるやかに心と体を整えていく。
スギナとの付き合いは、そんな思いを思い出させてくれます。

おわりに

40代からの私時間は、「がんばる」から「ゆるめる」へ。
植物の力にそっと背中を押してもらいながら、自分らしい心地よい暮らしを育てていきたいと感じています。

スギナは、その一歩をやさしく後押ししてくれる、心強い味方でした。

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