「40代から整える、“長寿遺伝子”がよろこぶ暮らし」―食べることで未来が変わる、私のアンチエイジング習慣|第1回:長寿遺伝子って何?40代の私が“食べることで整える”を意識した理由

パーソナルケア

「未来の自分」に、何を届けられるだろう?

40代になってから、「このままの食生活でいいのかな」とふと立ち止まることが増えました。
20代のころと違って、肌の乾燥や疲れがなかなか抜けない日があったり。何かを変えたいと思いながらも、ただ漠然と時間が過ぎていくことに、どこか焦りのようなものを感じていました。

そんなとき、ある言葉に出会いました。
それが「長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)」というもの。

長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)とは?

聞き慣れない言葉かもしれませんが、「長寿遺伝子」は老化や病気の進行をゆるやかにする遺伝子として、科学的にも注目されています。

この遺伝子は、私たちの体に元々備わっていて、細胞の修復・炎症の抑制・代謝のバランス調整など、いわば「体の若々しさを保つ司令塔」のような働きをしてくれるのだそうです。

ただし、この遺伝子は「黙っていてもずっと働いてくれるわけではない」と知って、私はちょっと驚きました。
食べ方や生活習慣によって、スイッチが“オン”にも“オフ”にもなるのです。

「食べること」が、体を整える第一歩だった

私がこの話を知ったとき、ちょうど肌荒れと疲れやすさを感じていた時期でした。

昔の私は、スキンケアやサプリで“外側から整える”ことばかりに意識が向いていました。
でも今は、「体の声を聞いて、内側から整える」ということに少しずつ目が向くようになりました。

中でも、“食べるもの”が体にどんな影響を与えているかに気づけるようになったのは、40代に入ってからの変化です。

長寿遺伝子が喜ぶ食べ物とは?

研究によると、サーチュイン遺伝子のスイッチを“オン”にするとされているのが、以下のような成分です:

レスベラトロール(赤ワイン・ぶどうの皮・ピーナッツなどに含まれるポリフェノール)

ケルセチン(玉ねぎ・そば・ケールなどに含まれる抗酸化成分)

発酵食品(納豆・味噌・キムチなど、腸内環境を整えるもの)

オメガ3脂肪酸(青魚や亜麻仁油・えごま油などの“良質な油”)

これらは、老化や炎症、代謝低下をゆるやかにしながら、細胞の修復をサポートしてくれる可能性があるそうです。

「食べなきゃ」から「整えたいから食べる」へ

私もこのことを知ってから、少しずつ食生活に変化を加えるようになりました。

たとえば…

◎ 朝のスムージーに、冷凍ブルーベリーとアマニオイルをひとさじ

◎ 間食はチョコレートから、カカオ70%以上のビタータイプへ

◎ ごはんは週に何度か雑穀米にする

◎ 味噌汁にすりおろし玉ねぎを加えてみる

どれも特別なことではありません。
でも、こうした「小さな変化」が、私にはとても大きな手応えになりました。

以前より肌の調子が安定したり、朝の目覚めがスッキリしたり。
そして何より、「未来の自分のために、今を大切にできている」という実感が、心の安定にもつながった気がしています。

未来の自分に、今の私ができること

「年齢を重ねることは、劣化ではなく“深まること”だと思いたい」

そんなふうに思えるようになったのは、自分の体に耳を傾けられるようになってきたからかもしれません。

今回の記事では、サーチュイン遺伝子についてご紹介しましたが、
次回からは実際に、私が取り入れてよかったと感じた食材を1つずつ丁寧にご紹介していきます。

◎ どんな成分が長寿遺伝子をサポートしてくれるの?
◎ どんな食べ方・調理が続けやすい?
◎ 私が感じた変化は?

そんな視点で、「暮らしの中でできるアンチエイジング」をお届けできたらと思っています。

気になる食材があったら、どれかひとつ、今日から取り入れてみてくださいね。

未来の自分が「ありがとう」と言ってくれる、そんな今日になりますように。

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