やる気が出ない日こそ、少しだけ動いてみる。40代の私が見つけた“気持ちが整う”習慣

心のケア

やる気が出ない、そんな日はありませんか?

朝起きた瞬間から、なんとなく体が重い。やらなきゃいけないことは山ほどあるのに、気持ちがついてこない。
以前の私は、そんな日は「とりあえず休もう」と横になってみたり、SNSを眺めて過ごしたりしていました。

けれど、結局そのまま何もできずに1日が終わり、「なんだか今日も自分にがっかり…」と落ち込むこともしばしば。
年齢を重ねて、心と体のコンディションに波があることがわかってきた今。
無理にがんばらずに、自分にやさしくありたい。でも、やる気が出ない日を“ゼロの日”にしたくない。
そんな私が見つけたのは、「休むより、ちょっとだけ動いてみる」という方法でした。

動くことで、気持ちも自然とついてくる

これは特別な運動ではなく、ほんの小さな「動き」です。
たとえば、洗濯機のスイッチを入れる。ベッドをきれいに整える。玄関の床をさっと掃く。
たったそれだけでも、心がふっと軽くなるのを感じます。

体を少しだけ動かすと、呼吸が深くなり、頭の中のもやもやがゆるむのです。
「よし、やってみようかな」と思えたときには、すでに1歩踏み出していたことに気づきます。

私が実践している“少し動く”習慣リスト

やる気が出ない日も、自分を責めずに整えるために。
私が実際に試している“小さな動き”を、いくつかご紹介します。

◎ とりあえず洗濯機を回す

◎ ベッドメイキングだけきちんとする

◎ 玄関の床をほうきで掃く(またはクイックルワイパーをさっとかける)

◎ 洗面所の鏡を1分だけ拭く

◎ コップ1杯の常温水を飲んで、立ったまま深呼吸

◎ ゴミ袋を取り替えて、気分も切り替える

◎ カーテンを開けて、朝の日差しを浴びる

どれも、「気力がなくても体が動く」レベルのこと。
やってみると、なぜか気持ちも一緒に整ってきて、「今日もなんとかなるかも」と思える自分に出会えます。

40代の“やる気”は、波がある前提でいい

若い頃は、「やる気を出してから行動する」ことができていました。
でも今は、やる気が起きるのを待っていたら、いつまでも始められないことも。
プレ更年期の影響や、心身のバランスの変化は自然なこと。
だからこそ、「波があるのが当たり前」と受け入れることが、整える第一歩でした。

体が整ってくると、心も少しずつ前を向きます。
やる気が出ない日は、自分の体と心が「ちょっと立ち止まりたい」と伝えてくれているサイン。
その声に耳を傾けながら、小さく動いて、整えていく。
それだけで、暮らしに静かな余白が生まれます。

動けない日も、私の暮らしの一部

「やる気がない」ことを責めるのではなく、ただそっと受け入れる。
そして、ほんの少しだけ動いてみる。
そんな暮らし方が、私にとってちょうどいいのだと気づきました。

動けない日もあっていい。
でも、動き出せた日には「よくやったね」と、自分をやさしく褒めてあげてください。

40代の私たちは、無理をしない暮らしの中で、
少しずつ、自分にとっての「整った状態」を見つけていけるのだと思います。

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