“うまくいくイメージ”で整える。40代の私が実感した、心と体の小さな変化

②【生き方・考え方】

40代を過ぎてから、体や心に小さな変化を感じることが増えました。
なんとなく疲れやすかったり、ちょっとしたことで落ち込んだり。
そんなとき、私が意識するようになったのが—
「すべてに、良いイメージを持って行うこと」でした。

たとえば薬を飲むときも、以前は「仕方なく」という気持ちがどこかにありました。
でも今は、「この薬がやさしく効いて、私の体を整えてくれる」と、
声に出してから飲むようにしています。
すると、不思議と心も体もふっと緩むのです。

鍼灸治療やマッサージのときも、
「これ、効くかな?」ではなく、
「今、この時間が血流を整えて、深く癒してくれている」
そう思いながら受けるようにしています。
すると、治療の効果だけでなく、
自分の中に安心感が広がるのを感じるようになりました。

食事の時間も同じです。
「太らないかな」と不安に思いながら食べるより、
「このごはんが、明日を元気に過ごす力になる」
そう思って口に運ぶと、自然と丁寧に、ありがたく食べられるようになりました。

“よくなるイメージ”がくれる安心感

私たちの体は、日々の思考や言葉に
とても敏感に反応しているように感じます。
ネガティブな気持ちで物事に向かうと、
どこか心がざわついて、体も強ばってしまう。

逆に、「きっとうまくいく」と
小さくても良いイメージを持つだけで、
体の中にふわっと安心が広がることがあります。

仕事の前も同じです。
「失敗しないように」ではなく、
「私は落ち着いて話せる」「伝わる言葉を選べる」
と自分に声をかけてから取り組むと、
呼吸が深くなり、自然と笑顔も出てきます。

家族や友人との時間も、
「きっと楽しくなる」「心地よい時間になる」
とイメージしてから出かけると、
実際に穏やかで温かなひとときになることが多いのです。

言葉が変わると、気持ちが変わる

私が少しずつ実践しているのは、
「自分にかける言葉を選ぶこと」です。

「また失敗するかも」
「どうせ無理だよね」
そんな言葉を、自分に無意識でかけていないかに気づいてから、
私は意識的に、言葉を変えるようになりました。

たとえば—
「今は整っている途中」
「この一歩が、きっと未来を変えてくれる」
「私は今、自分にやさしくできている」
そんなふうに、“よくなる前提の言葉”を選んでいく。

すると、考え方や行動まで少しずつ変わり、
心が自然と前を向くようになっていきました。

“よくなるほう”に気持ちを向けるということ

完璧じゃなくていい。
特別なことをする必要もない。
大切なのは、毎日の中で
「よくなるほう」に気持ちを向けてみること。

それは、ネガティブを無理に否定することではなく、
自分の心の居場所を少しだけ前に、明るいほうに動かしてみること。

その小さな習慣が、心も体も、
ゆるやかに整えてくれると私は感じています。

不調や不安がある日も、
「今、この瞬間も、私の中では“よくなる準備”が始まっている」
そう信じて、今日もひとつ、やさしい言葉を自分にかけてみようと思います。

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