40代から整える私の習慣―シングルハーブティーとブレンドの違いを知って、自分に合った癒し時間を

④<ナチュラルケア・ハーブ>

40代に入ると、体調の変化や心の揺らぎを感じることが増えてきます。そんなとき、私の毎日にそっと寄り添ってくれるのがハーブティーです。

香りに癒され、自然の力を感じながら一杯を味わうひとときは、自分と向き合う大切な「私時間」。今回は、ハーブティーを選ぶうえで知っておきたい、「シングルユース(単一ハーブティー)」と「ブレンド(複数のハーブを組み合わせたもの)」の違いや、それぞれの特徴をご紹介します。

シングルユース(シングルハーブティー)とは?

「シングルユース」とは、1種類のハーブのみを使って淹れるハーブティーのこと。
ハーブ本来の香りや味わいをしっかりと感じられるのが魅力です。

例えば、眠れない夜には「カモミール」、胃の不調には「ペパーミント」など、特定の症状や目的に合わせて選ぶことができます。

▶ こんなときにおすすめ

◎ 特定の不調にアプローチしたい

◎ ハーブの効果をしっかり感じたい

◎ 香りや味をピュアに楽しみたい

「今日はちょっと頭が重いな」「気分が落ち込むな」という日に、体調や気分に寄り添ってくれる1杯。私にとって、シングルハーブティーは“自然の応急処置”的な存在です。

ブレンドハーブティーとは?

一方の「ブレンドハーブティー」は、2種類以上のハーブを組み合わせて作られたもの。
それぞれの効能が相乗効果を生み、より幅広く体や心に働きかけてくれるのが特徴です。

例えば、カモミールとレモンバームを組み合わせると、リラックス効果と気分の安定を同時にサポートしてくれます。味もまろやかで飲みやすく、毎日の習慣に取り入れやすいのも魅力です。

▶ こんなときにおすすめ

◎ 日常的に体調を整えたい

◎ いろいろな効果をバランスよく取り入れたい

◎ 飲みやすさを重視したい

私がよく飲むのは、「リラックス × 美容」をテーマにしたブレンド。ラベンダー、ローズヒップ、レモングラスの組み合わせで、仕事終わりの一杯が、まるで自分への小さなご褒美のように感じられます。

比較してみると…

項目シングルユースブレンド
使用するハーブ数1種類2種類以上
効果明確でピンポイントの効果が得られる複数のハーブの相乗効果で多目的に対応可能
ハーブ本来の風味を楽しめる飲みやすくまろやかな味わいに調整されている
飲み方体調や気分に合わせて使う毎日の習慣として続けやすい

シングルハーブティーは「即効性」があり、ピンポイントでの対症療法に向いています。
反対に、ブレンドティーは複数の症状や全体的な体調管理にじんわりと効いてくるようなイメージ。

たとえば「頭痛がつらい」なら、フィーバーフュー単体のシングルユース。
「頭痛・ストレス・血行不良」など、複数の不調をまとめてケアしたい場合は、それらを目的にしたブレンドの方が適しています。

注意点も少しだけ

ブレンドハーブティーは、たくさんのハーブが入っていると、それぞれの量が少なくなり、効果を感じにくいことも。
できれば目的に合った3〜4種類程度のシンプルなブレンドを選ぶのがおすすめです。

また、シングルユースで初めてのハーブを試すときは、体に合うか少量から様子を見てくださいね。

ハーブティーは、40代の暮らしに寄り添う「整える飲みもの」

私たちの心と体は、年齢とともに少しずつ変化します。
そんな変化にやさしく寄り添い、「今の私」に合ったバランスを整えてくれるのがハーブティーの魅力。

今日は少し疲れているから、シングルでぐっすり眠れるカモミールを。

忙しい1日だったから、リラックスブレンドでほっと一息。

そんな風に、暮らしの中の“小さな選択”が、自分を大切にする習慣になる。
それが、40代の私にとって心地よい時間の重ね方です。

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