「40代から整える、“長寿遺伝子”がよろこぶ暮らし」―食べることで未来が変わる、私のアンチエイジング習慣|第5回:赤ワインじゃなくてもOK。レスベラトロールを“無理なく”暮らしに取り入れる方法

④【美容・健康】

40代になり、ふとした瞬間に「体力が落ちたかも」「肌のハリが違う」と感じるようになりました。
それは年齢のサインではなく、体からの「整えどき」のサインだと、私は思うようになりました。

そんな私が出会ったのが、長寿遺伝子をサポートするとされる「レスベラトロール」という成分。
赤ワインに含まれるイメージが強いですが、アルコールが苦手な私でも、ノンアルでも、日々の食材からでも取り入れられることを知って、少しずつ習慣にするようになりました。

レスベラトロールとは?サーチュイン遺伝子と整える力

レスベラトロールは、ブドウの皮・赤ワイン・ピーナッツの渋皮などに含まれるポリフェノールの一種。
最近では「長寿遺伝子」とも呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化する可能性があると注目されています。

研究で期待されている主な働きは:

◎ 細胞の酸化ストレスをやわらげる

◎ 炎症を抑えて、体内の環境を整える

◎ 血管や脳の健康をサポートする

◎ 代謝やエネルギー効率を保ち、若々しさを育てる

40代を迎えた私たちの体にとって、“内側から整える力”のひとつになってくれる可能性があるのです。

赤ワインが苦手でも大丈夫。レスベラトロールを摂れる食品

レスベラトロール=赤ワイン、という印象が強いですが、
お酒が苦手な方や控えている方でも安心して取り入れられる食材があります。

私が普段の暮らしに取り入れているのは、以下のようなものです:

◎ 冷凍ブドウをスムージーに

皮ごと食べられるブドウを使って、朝のスムージーに。
甘麹や豆乳とあわせて、やさしい朝の整え習慣にしています。

◎ ピーナッツ(渋皮つき)をおやつに

小皿に10粒ほどの無塩ピーナッツを、午後のお茶時間に。
香ばしさと渋みが、かえって満足感につながります。

◎ ノンアルの赤ワイン風飲料を夜に少し

週末やゆったりした夕食の日に、ノンアルの赤ワイン風ドリンクを少し。
食事との相性もよく、「整える夜時間」にぴったりです。

どれも“特別なこと”ではありません。
むしろ、「気負わず、でも意識する」というスタンスが、40代の私にはちょうどいいのです。

気をつけたいこと:摂りすぎない、サプリ頼りにならない

レスベラトロールは自然由来の成分ですが、たくさん摂ればよい、というものではありません。

特に注意したいのは:

● 高濃度サプリメントの継続使用(過剰摂取のリスク)

● アルコールでの摂取(赤ワインの飲みすぎは肝臓や血圧の負担に)

● 食材のバランスが偏ること

私はあえて、サプリには頼らず、「食事から整える」を意識しています。
その方が、自分の体の声に耳を傾けられる気がして、安心できるのです。

小さな整えが、未来の私をつくる

40代になってから、“劇的な変化”よりも“静かな積み重ね”のほうが、しっくりくるようになりました。
レスベラトロールを取り入れる暮らしも、まさにそう。

大きな結果をすぐに求めるのではなく、
日々の中でそっと“自分を整える時間”を重ねていくこと。
それが、未来の私を育てるエネルギーになると信じています。

これからも私は、自分をいたわる気持ちを忘れずに、
自然の力とともに、心と体が整う暮らしを続けていきたいと思います。

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