市販のお菓子は手軽ですが、添加物や甘味料が気になることもあります。
私は40代になってから、「食べて心地よいか」を基準に、おやつとの付き合い方を少しずつ見直すようになりました。
今回は、無理なく取り入れられる“ゆる無添加おやつ”の工夫を紹介します。
市販のお菓子をゼロにしない“ゆる無添加”
まず意識しているのは、「すべてを無添加にする必要はない」ということ。
忙しい日や外出先では、市販のお菓子に頼ることもあります。
そのとき選ぶのは、原材料がシンプルで、余計な添加物が少ないもの。
具体的には、着色料・香料・保存料が入っていないお菓子を選ぶこと。
“完璧を目指さない”ことで、無理なく続けられます。
家族と一緒に食べるなら、少し甘さ控えめでも、体に負担の少ないものを優先しています。
家族と楽しむ手作り米粉スイーツ
時間があるときは、家族と一緒に手作りおやつを楽しむようにしています。
米粉を使ったグルテンフリーのおやつは、消化にやさしく、体にも負担をかけにくいのが魅力です。
私のおすすめは、
◎ 米粉蒸しパン
◎ 米粉クッキー
◎ フルーツゼリー
甘さ控えめでも、素材そのもののやさしい甘みが楽しめます。
家族と作る過程で、食材への関心や味覚の違いを一緒に感じられるのも、手作りおやつの魅力です。
甘味料の工夫で体も心もやさしく
白砂糖の代わりに、きび砂糖やメープルシロップ、バナナペーストを使うと、体にやさしい甘みになります。
甘さを控えめにすることで、食後のだるさや眠気も少なくなり、40代の体にも負担がかかりません。
「甘くても食べたあとに疲れない」ことを基準に選ぶと、家族みんなが安心して楽しめるおやつ時間になります。
保存と手軽さの工夫
米粉スイーツは日持ちが短めのため、冷凍保存や小分け保存が便利です。
必要な分だけ取り出せるようにしておくと、忙しい日でも手軽に楽しめます。
常温保存できる米粉クッキーやゼリーは、外出先やお弁当にも入れられ、無理なく生活に取り入れられます。
小さな工夫で“家族の私時間”を豊かに
おやつは単なる間食ではなく、家族と過ごす心地よい時間のひとつです。
米粉のグルテンフリーおやつや無添加素材を取り入れることで、
◎ 食後の体の軽さ
◎ 家族みんなが安心して食べられる喜び
◎ 作る楽しさ
を同時に感じられます。
完璧を求めず、日常の延長線上で少しずつ工夫することが、40代からの心地よい暮らしにつながります。
小さな工夫の積み重ねが、“食べる楽しみ”と“体の軽さ”を両立させる家族のおやつ時間を生み出します。
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