コーヒーをやめて2か月。生理前のイライラが消えた理由と、乳腺症の私が気づいたこと

④【美容・健康】

コーヒーをやめて2か月がたちました。
1か月のときにも「なんとなく調子が整ってきたかも」と感じていましたが、2か月目に入った今、体と心に“確かな変化”が出てきました。

そのひとつが、生理前と排卵前のイライラがほとんどなくなったこと。
これまでは、胸の張りや気分の落ち込み、理由もなくイライラしてしまうなど、PMS特有の“心の重さ”がつきものでした。
でも最近は、その波が驚くほど穏やかです。

先日、家族から
「最近イライラしなくなったよね?」
と言われて初めて、客観的にも変化が出ていることに気づきました。
自分では気づかない小さな揺らぎが、実はまわりの人には伝わっていたんだな、と改めて思いました。

植物療法の本で見つけた“乳腺症とカフェイン”の関係

私は以前から乳腺症があり、胸の張りや違和感が続くことがあります。
ある日、植物療法(フィトセラピー)の事典を読み返していたら、こんな言葉が書かれていました。

「乳腺症の人はカフェインと相性が良くない」

胸の張りや痛みを悪化させる可能性がある、と。

まさに今の私に刺さる一文でした。
思い返してみると、コーヒーを飲む日が続くと胸が重く感じることがあり、それが“乳腺症の症状”だと気づいていませんでした。

もちろん、コーヒーと紅茶をやめてまだ2か月なので、乳腺症の症状がどう変わるのかはこれから。
ですが、確かに胸まわりのこわばりが少し和らいでいる感覚があります。
“合わないものを避ける”という選択も、ときには体にとって大きな意味があるのかもしれません。

イライラが減ったのは、カフェインだけが理由ではないと思う

ただ、今回の変化はコーヒー断ちだけではなく、複数の要因が重なった結果だと感じています。

◎ 鍼灸で婦人科系を含めたツボを整えてもらっている
◎ ジムで汗をかくことが習慣になり、全身の血流が良くなっている
◎ 睡眠の質が上がり、朝の体の重さが減ってきた

こうした“体が整う習慣”が、心の揺らぎを抑える土台になっているのだと思います。

それでも、カフェインをやめてからの変化はやはり大きい。
カフェインの刺激が抜けることで、心がフラットに戻る時間が増えた
そんな感覚があります。

40代の私にとって、「余白のある心」は健康の一部なのかもしれません。

40代の体は、正直でやさしい

20代・30代の頃は、どれだけコーヒーを飲んでもへっちゃらでした。
仕事の合間の一杯、気持ちを切り替えるための一杯—。
いつの間にか“コーヒーがないと落ち着かない”状態になっていました。

でも40代に入り、体の反応が変わってきました。
ほんの少しの刺激にも揺さぶられやすくなり、気分の波が読みにくくなることも増えました。

そんな中でコーヒーをやめてみると、
「こんなにも心が落ち着くんだ」と驚くほど。

引き算のケアは、足し算のケアよりも体に響くことがある。
それを今回、実感しました。

“我慢”ではなく、“心地よさのアップデート”

コーヒーをやめると決めたとき、正直に言うと「好きなのにやめるなんてできるかな?」と思っていました。
でも今は、まったく逆です。

◎ 生理前のイライラが減った
◎ 胸の張りが軽くなった気がする
◎ 体が疲れにくくなった
◎ 心にゆとりが生まれた

こうした小さな変化の積み重ねが、私にとっては大きな“心の安心”になりました。

これは、我慢ではなく、心地よさを更新する選択だったのだと思います。

このまま続けていくことで、乳腺症にもどんな変化が現れるのか、ゆっくり観察していけたらと思います。
また何か新しい気づきがあったら、ここで綴りますね。

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