「40代から整える、“長寿遺伝子”がよろこぶ暮らし」―食べることで未来が変わる、私のアンチエイジング習慣|第10回:オリーブオイル ― 良い油が40代女性の細胞を守る、抗炎症の整え習慣

④【美容・健康】

40代になってから、「前より疲れやすい」「肌の乾きが気になる」「なんとなく調子の波がある」…
そんな体の変化に気づくことが増えました。

その理由のひとつが、年齢とともに蓄積しやすくなる“炎症”
気づかないうちに起こるこの炎症は、細胞の老化を早め、肌・血管・代謝にも影響を与えるといわれています。

そんな40代の私が食生活で意識しているのが、
「油の質を変える」こと。

その中心にあるのが、黄金色に輝く オリーブオイル です。
今回は、オリーブオイルが“長寿遺伝子”をよろこばせる理由と、40代女性にぴったりの整え方をご紹介します。

オリーブオイルが“長寿遺伝子”と相性がよい理由

体にやさしい油として知られるオリーブオイルですが、40代女性にこそ必要な理由があります。

それは、
細胞を酸化や炎症から守る“抗炎症”の働きが強いこと。

オリーブオイルには、

◎ オレイン酸(酸化に強い脂質)

◎ オレオカンタール(ポリフェノールの一種)

といった、細胞を守る成分が豊富に含まれています。

これらは、体の炎症をやわらげることで、
サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が働きやすい環境をつくってくれる
と考えられています。

つまり、毎日の油を変えるだけで、
未来の自分をゆっくり整えていけるのです。

40代の「隠れ炎症」を抑える、オレイン酸とオレオカンタール

40代になると、忙しさやホルモン変化で体が疲れやすくなり、
気づかないうちに体の中では“炎症の積み重ね”が起こりがち。

● 肩や首のこり

● 肌のゆらぎ

● むくみ

● 気力の低下

これらも、炎症が背景にあることが少なくありません。

オリーブオイルに含まれるオレオカンタールは、
“天然の抗炎症成分”とも呼ばれ、炎症を軽減する働きがあるとされる心強い存在。

さらに、主成分のオレイン酸は酸化しにくく、
血管や細胞に負担をかけずにエネルギーになってくれる脂質です。

毎日の食卓の油をこれに変えるだけで、
「なんとなく調子がいい日」が増えていく感覚があります。

若々しさの鍵・ビタミンEで巡りが整う

オリーブオイルには、
40代女性が積極的に摂りたい ビタミンE が含まれています。

◎ ビタミンEは

◎ 血行を促す

◎ 肌のターンオーバーを整える

◎ 冷えをやわらげる

◎ 抗酸化作用

といった、年齢とともに低下しがちな機能をサポート。

肌の乾燥やくすみ、慢性的な疲労感がある人ほど、
食事に質の良い脂質が必要になります。

“油を控える”ではなく、 “良い油を選ぶ”ことが40代のケア。
そのことに気づいた時、食卓が少しラクになり、心にも余裕が生まれました。

私の「オリーブオイル習慣」|忙しい40代でも続けられる使い方

特別なことはしていません。
“ちょっとひと回し”を習慣にしているだけです。

◎ スープに少し加える

味噌汁・ミネストローネにスプーン1杯。
体があたたまり、満足感もアップします。

◎ 蒸し野菜に塩+オリーブオイル

忙しい日の“整えプレート”。
ブロッコリー・にんじん・じゃがいもなど何でも合います。

◎ 夜のサラダはレモンと塩で“シンプルに”

素材の味が引き立ち、食べすぎも防いでくれる組み合わせ。

◎ 仕上げの“生オイル”としてプラス

火を止めた後に加えるほうが、ポリフェノールが守られます。

どれも、手間ゼロで続けられる“小さな整え習慣”です。

良い油が未来の私を変える

40代の体は、頑張ってきた分だけ疲れも出やすくなる。
だからこそ、無理をしないケアが大切だと感じています。

オリーブオイルは、
“今日の私を支える油”であると同時に、
“未来の私を整えるための油”。

肌・血管・代謝。
すべては「毎日の小さな選択」で変わっていくもの。

黄金色のオイルをスプーン一杯。
そのやさしい一滴が、あなたの“長寿遺伝子”をふっと目覚めさせ、
未来のあなたの輝きにつながります。

― 40代からの「整える暮らし」は、決して難しくない。
今日の一皿から、未来は静かに変わっていくのです。

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