12月、一年の家計を見直す。40代からの「予算立て」基本のおさらい

①【暮らしと備え】

12月に入り、今年一年の収支データが出そろいました。
家計簿アプリやノートを開きながら、
「思っていたより使っていたな」
「ここは意外と安定していたな」
そんな気づきが、静かに浮かんできます。

40代になって感じるのは、
家計管理は“締めつけるため”のものではなく、
これからを安心して暮らすための下準備だということ。

年末という区切りの時期だからこそ、
あらためて家計管理の基本の「き」を
やさしくおさらいしてみたいと思います。

家計管理の出発点は「手取り収入」を知ること

予算立てのいちばん最初にすることは、
毎月の手取り収入を正確に把握すること。

基準にするのは、税金や社会保険料が引かれた後の金額です。
ボーナスがある場合は、
月々の生活費とは切り分けて考える方が、
家計がぶれにくくなります。

「なんとなくこれくらい」ではなく、
数字として把握するだけで、
お金との距離が少し近づく感覚があります。

支出は「固定費」から見直すのが近道

次に行うのが、支出の整理です。

過去3〜6か月を目安に、
支出を以下のように分けてみます。

○ 固定費(住居費・光熱費・通信費など)

○ 変動費(食費・日用品)

○ 娯楽費・雑費

○ 貯蓄・投資

特に意識したいのが固定費。
毎月ほぼ自動で出ていくお金だからこそ、
一度見直すと、家計への影響が長く続きます。

責めるためではなく、
現実を知るための仕分けとして、
淡々と確認するのがポイントです。

予算立ては「ルール」があると迷わない

支出の全体像が見えてきたら、
次は予算の考え方。

シンプルで取り入れやすいのが、
50/30/20ルールです。

○ 生活費:50%

○ 娯楽費:30%

○ 貯蓄:20%

必ず守る必要はありませんが、
「何にどれくらい使うか」の目安があると、
日々の判断がぐっと楽になります。

もうひとつ、40代におすすめなのが
先取り貯蓄という考え方。
収入から先に貯蓄分を確保し、
残りで生活を組み立てる方法です。

40代の暮らしに合う、予算配分の目安

参考までに、手取り収入に対する
一般的な目安を挙げてみます。

○ 住居・光熱費:25〜30%

○ 食費:10〜15%

○ 交通・通信:10%

○ 貯蓄・投資:20%

○ 娯楽・雑費:20〜30%

「合っていないからダメ」ではなく、
「どこが多いか」「どこを調整できそうか」
そんな視点で見るだけで十分です。

家計管理は“続けられる形”がいちばん大切

予算は、給料日を基準に立てると管理しやすくなります。
アプリやExcelなど、
自分が無理なく続けられる方法を選ぶことが大切です。

毎月ぴったり合わせようとせず、
使いすぎた月があれば、次の月で調整する。
40代の家計管理には、
そのくらいの余白があっていいと思います。

お金を整えることは、暮らしを整えること

無理な節約や高すぎる目標は、
家計管理を苦しいものにしてしまいます。

12月は、
「反省の月」ではなく、
「これからを整える準備の月」。

数字を通して暮らしを見渡すことで、
お金との関係が少しやさしくなる。
そんな感覚を大切にしながら、
来年の家計を整えていきたいと思います。

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