40代になると、
理由がはっきりしないまま
・不安がふっと湧いてきたり
・焦りが強くなったり
・気分が沈みやすくなったり
そんな 感情の揺らぎ を感じる日が増えてきます。
「気持ちを強く持たなきゃ」
「こんなことで落ち込むなんて」
そうやって感情を抑え込もうとするほど、
かえって心が疲れてしまうことも少なくありません。
そんなとき、思い出したいのが
海神(わたつみ) の存在です。
海神(わたつみ)とは?— すべてを包む「海」の神さま
海神(わたつみ)は、
日本神話において海そのものを司る神さま。
潮の満ち引き、
穏やかな凪、
そして時に荒れ狂う波。
海神は、
それらすべてを含んだ存在として描かれています。
海は、
常に同じ姿ではありません。
けれど、その揺らぎこそが、
海である証でもあります。
この在り方は、
私たちの感情とも、どこかよく似ています。
40代から感じやすい「感情の揺らぎ」
40代に入ると、
感情が不安定になったと感じる人は少なくありません。
・些細なことで不安になる
・理由もなく焦る
・以前より落ち込みやすい
これは、心が弱くなったからではなく、
感じる力が繊細になってきた証 とも言えます。
体の変化、環境の変化、
これまで積み重ねてきた経験。
それらが重なり合い、
心は以前より多くの波を感じ取るようになるのです。
海神に学ぶ、感情との向き合い方
海神の教えは、とても静かです。
波を止めようとしない
荒れる日があることを否定しない
凪の時間も、嵐の時間も受け入れる
感情もまた、
良い・悪いで判断するものではなく、
流れとして感じてよいもの。
不安が湧いたら、
「また不安になってしまった」と責めるのではなく、
「今、心が揺れているんだな」
と、ただ気づいてあげる。
それだけで、
感情は少しずつ形を変え、
自然と次の波へと移ろっていきます。
日常でできる「心の波」と整える習慣
感情の波と上手につきあうために、
私が意識している小さな習慣があります。
・感情をすぐに言葉にしない
・結論を急がない
・揺れている日は、大きな決断をしない
・「今は波の途中」と心の中でつぶやく
感情をどうにかしようとせず、
通り過ぎるのを待つ。
それは、
怠けることでも、逃げることでもなく、
心を守るための知恵なのだと思います。
揺らぎを受け入れると、心はしなやかになる
海は、
波があるからこそ、
澱まず、循環し続けます。
同じように、
感情も揺らぐからこそ、
私たちは感じ、気づき、成長していきます。
40代は、
感情をコントロールする人生から、
感情と共に生きる人生へと
移っていく時期なのかもしれません。
揺れる自分を否定せず、
流れの中で整えていく。
海神(わたつみ)は、
そんな しなやかな心の在り方 を、
今も静かに教えてくれているように感じます。

