40代に入り、体と心の「疲れの残り方」が変わってきました。
昔は一晩眠れば回復できていたのに、今は肩こりが続いたり、気分の切り替えに時間がかかったり。
“頑張るだけでは整わない年齢”に、ようやく向き合えるようになった気がします。
そんな私が、思った以上に心身の回復を感じたのが 単純温泉 でした。
色や香りが控えめで刺激も少なく、
「そっと寄り添われる感覚」という言葉がぴったりのやさしいお湯です。
そして実は今、このような日本の温泉文化は海外からも高く評価され、
“Jウェルネス”として注目を集めています。
海外が注目する「Jウェルネス」という価値
欧州のスパ文化が“治療”を目的とするのに対し、
日本の温泉は “自然と共に自分を整える文化” として見られています。
◎ 温熱作用によるストレス・疲労軽減
◎ 浮力による筋緊張の緩和
◎ 泉質ごとの薬理作用
◎ 自然環境を含めた癒しのプロセス
これらが総合的なヘルスケアとして評価され、
海外のウェルネスマーケットでは「日本ならではの回復法」として紹介されているほどです。
そんなJウェルネスの入り口としておすすめなのが、
体にも心にも一番やさしい 単純温泉 です。
40代の私が感じた「単純温泉の整い方」
単純温泉は成分濃度が低いため、刺激がほとんどありません。
敏感肌でも入りやすく、子どもから高齢の方まで幅広く親しまれている泉質です。
実際に湯に浸かってみると、最初に感じたのは 肩の力がすっと抜ける感覚。
じわっと広がる温かさに包まれながら、体も心もゆっくりとほどけていきました。
・肩こりや腰の重さが軽くなる
・呼吸が深くなる
・イライラが落ち着き、思考が整う
・寝つきがよくなる
40代になると、自律神経のバランスが揺らぎやすくなります。
単純温泉の“やさしい温熱”は、その乱れを丁寧に戻してくれるように感じました。
湯上がりの体がぽかぽかと長く温まり、
「今日の私、よく頑張ったな」と自然に思える瞬間が増えていきます。
科学的にも注目される日本の温泉文化
日本では温泉療法医のもとで研究が進み、
温泉入浴が 高血圧・疲労・睡眠・気分の改善 に寄与するというデータも報告されています。
“気持ちいい”だけでなく、心身を整える根拠があるというのは、
40代の私たちにとって心強いポイントです。
海外で「Jウェルネス」の名前が広がっている背景には、
こうした科学的根拠と、日本ならではの自然との向き合い方があると言われています。
代表的な単純温泉
・下呂温泉(岐阜):全国屈指のやさしい湯
・道後温泉(愛媛):歴史と癒しを味わえる名湯
・鬼怒川温泉(栃木):疲れをすっと流してくれる清らかな湯
どれも“何も足さない、ただ整う” を実感させてくれる温泉地です。
“やさしい湯”がくれる、40代の余白時間
40代になると、
「強い刺激より、やさしい整えのほうが効く」
そんな変化を、日々の中でふと感じることがあります。
単純温泉は、そのやさしさの象徴のような泉質です。
・何も主張しないのに、心をほどいてくれる
・忙しさでぎゅっと縮んだ気持ちに、余白をつくってくれる
・“無理にがんばらないこと”を思い出させてくれる
もし今、心も体も少し疲れているなと思ったら、
単純温泉に身をゆだねる時間をつくってみてください。
何も考えずに湯に浸かるだけで、また明日の私をやさしく支えてくれるはずです。
しめくくりに — 《Jウェルネスに触れる旅》はここから始まります
このシリーズでは、全9種の泉質を、40代の心と体に寄り添う視点で紹介していきます。
次回は、体を芯からあたためる 塩化物泉。
冷えに悩む40代女性にとって、頼れる一杯ならぬ “頼れる一湯” です。
どうぞ、ゆっくり読みにいらしてくださいね。
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