防災用品として、多くの家庭に備えられている
懐中電灯や電池、マスクや衛生用品。
「一度揃えたから安心」
「使っていないから、まだ大丈夫」
私自身も、そう思い込んでいました。
けれど防災について調べるうちに気づいたのは、
“使っていないものほど劣化に気づきにくい”という事実です。
今回は、防災備蓄の中でも特に見落とされがちな
電池・懐中電灯、そしてマスク・衛生用品の点検ポイントを、
40代からの暮らしの目線で整理してみました。
懐中電灯は「持っている」だけでは足りない
停電時、真っ先に必要になるのが「明かり」。
懐中電灯は、防災備蓄の基本アイテムです。
けれど大切なのは、
いざという時に、きちんと点くかどうか。
・長年スイッチを入れていない
・電池を入れたまま放置している
・点いても、以前より暗い気がする
こうした状態は、決して珍しくありません。
防災用品は「ある」ことより、
使える状態であることが何より大切です。
電池は半年に1回、動作確認を
電池と懐中電灯は、
半年に1回の動作確認がひとつの目安とされています。
実際にスイッチを入れてみて、
明るさや点灯の安定感を確認する。
たった数十秒の確認ですが、
この小さな習慣が、非常時の安心につながります。
液漏れは「冬の停電」で困る原因に
特に注意したいのが、電池の液漏れです。
長期間使われていない電池は、
内部が劣化し、液漏れを起こすことがあります。
液漏れが起きると、
・懐中電灯が使えなくなる
・手に触れると危険
・本体ごと買い替えが必要
という事態に。
寒い季節の夜、
明かりが使えない不安は、想像以上に心を消耗させます。
マスク・衛生用品も「時間」で劣化する
次に見直したいのが、
マスクやウェットティッシュ、消毒用品などの衛生用品。
見た目では分かりにくいですが、
・マスクのゴムが伸びている
・引っ張ると切れそう
・湿気やにおいを感じる
こうした変化は、
保管中に少しずつ進んでいます。
特にマスクは、
ゴム部分の劣化が非常に起こりやすいもの。
使おうとした瞬間に使えない、
そんな事態は避けたいですよね。
湿気が奪う「いざという時の安心」
衛生用品は、
押し入れの奥や洗面所の下など、
湿気の多い場所に保管されがちです。
年に一度でも、
・袋を開ける
・触ってみる
・においを確認する
それだけで、
防災備蓄は“安心できる備え”に変わります。
防災は、静かな点検の積み重ね
防災というと、
大がかりな準備を思い浮かべがちですが、
本当に大切なのは、
静かな点検を続けること。
・懐中電灯は点くか
・電池は劣化していないか
・マスクは使える状態か
この小さな確認が、
非常時の不安を確実に減らしてくれます。
40代からの暮らしだからこそ、
「なんとなく安心」ではなく、
確かな安心を積み重ねていきたい。
今日、引き出しの奥にしまった防災用品を、
そっと見直してみませんか。
それは、
暮らしを静かに守る、大切な習慣です。
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