調味料の黄金比で、料理が迷わなくなった。40代の私がたどり着いた「味が決まる」シンプルな台所習慣

③【食・オーガニック・健康食】

味付けに迷う日が、増えた理由

40代になってから、
料理そのものが嫌いになったわけではないのに、
「今日、何味にしよう?」と立ち止まる時間が増えました。

疲れているわけでも、
やる気がないわけでもない。
ただ、味付けを考える小さな判断が、
少し負担に感じるようになったのです。

そんなときに助けになったのが、
調味料の“黄金比”を決めておくことでした。

黄金比は「覚える」より「戻れる」基準

黄金比というと、
料理上手な人のための知識のように感じていました。

でも実際はその逆で、
迷ったときに戻れる“基準”があるだけで、
料理はぐっと楽になります。

その日の気分や体調で微調整しても、
土台があるから失敗しにくい。
40代の今の私には、ちょうどいい考え方でした。

和風・基本の黄金比率一覧

まずは、我が家でよく使っている
和風の基本比率から。

料理カテゴリ比率調味料活用例
照り焼き・煮物1:1:1醤油 : みりん : 酒鶏肉、肉じゃが ​
甘辛たれ2:2:2:1醤油 : みりん : 酒 : 砂糖焼き物全般 
煮魚・さっぱり煮6:1:1酒 : 醤油 : みりん鮭、白身魚 
きんぴら1:1醤油 : みりんごぼう、にんじん 
味噌だれ1:1:0.5:0.5味噌 : 酒 : 醤油 : 砂糖野菜炒め、焼き物 

特別な材料はありません。
いつもの調味料だけで、味が整う
それが続けられる理由です。

みりんを変えたら、比率が活きた

前回書いた三河みりんの話にもつながりますが、
本みりんを使うようになってから、
この黄金比がより“安定”しました。

砂糖で甘さを足すのではなく、
みりんが全体をまとめてくれる感覚。

「甘さを足す」より
「味を整える」役割。
だからこそ、比率がそのまま活きてきます。

味変も、比率があれば怖くない

毎日同じ味付けでは、
どうしても飽きてしまいます。

でも一から考え直すのは面倒。
そんなときは、味変用の黄金比を使います。

味変アレンジ黄金比

組み合わせ比率活用例
お酢 : 薄口醤油3 : 3甘酢だれ(豚炒め)
お酢 : 柚子胡椒2 : 0.5鶏肉、納豆
マヨネーズ : オイスター2 : 1炒め物のコク出し

「少し変えたい」
「でも失敗したくない」

そんな40代の本音に、
この比率はちょうどよく寄り添ってくれます。

料理が整うと、気持ちも整う

味が決まらないと、
「私、料理下手になった?」
そんな小さな自己否定が生まれがちです。

でも実際は、
判断の数が多すぎるだけ。

黄金比を決めてからは、
料理中の迷いが減り、
台所に立つ時間が静かになりました。

40代の台所に必要なのは、引き算の知恵

たくさんのレシピや調味料より、
戻れる基準がいくつかあること

それだけで、
日々の食卓はずっと楽になります。

調味料の黄金比は、
料理を上達させるためではなく、
暮らしを軽くするためのもの。

40代の今の私には、
それがいちばん心地よい選択です。

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