落ち込む自分も受け入れる。40代からの静かな時間の見つけ方

②【生き方・考え方】

鍼灸院での出来事から

冬のある日、鍼灸院で隣のベッドの女性と先生との会話を聞いていました。

子どもとの冬休み旅行で、夫婦そろって体調を崩し、その後も疲れが抜けない日々。
春からは娘さんが特別支援の小学校に入学するため、生活環境も大きく変わります。

「最近やっと気分が上がってきたのに、また落ち込んじゃって…」

彼女の言葉を聞いた瞬間、私は違和感を覚えました。
落ち込むこと=悪いことではないのでは、と。

女性の気分は揺れやすい

女性は男性よりも、ホルモンや生活環境の影響で気分の浮き沈みが出やすいことが知られています。

⚫️ 気分が落ち込みやすい主な理由

  • 月経周期(PMS・PMDD)
    排卵後~月経前はホルモンバランスが変化し、イライラ・落ち込み・疲労感が出やすくなります。
  • 更年期のホルモン変化
    40代以降はエストロゲンが変動・減少し、不眠や疲労、気分の落ち込みが続くことがあります。
  • ストレスと生活環境
    仕事・家庭・人間関係など、責任や役割が増えるほど心は揺れやすくなります。
  • 性格傾向
    真面目・完璧主義・責任感が強い人ほど、落ち込みやすく立ち直りに時間がかかることがあります。

落ち込みの原因はさまざまですが、どれも「心が弱い」わけではありません。
ただの心の波、体と心の自然な反応なのです。

鍼灸院で感じたこと

彼女の話を聞いていて気づいたのは、気分の落ち込みは環境や体調との連動が大きいこと。

  • 子どもの進学や引越し
  • 通院やサポート体制の変化
  • 家族の健康状態

こうした変化が重なると、40代女性の心は揺れやすくなります。

鍼灸やアロマ、ゆったりとした時間など、体と心をやさしくケアする手段は、心の揺れを穏やかにする大切なサポートです。
特別なことをしなくても、ちょっとした呼吸や香り、温かい飲み物に包まれる時間で、気持ちは少しずつ整います。

自分でできるケア

  • 生活リズムを整える
    寝起きの時間、食事、軽い運動を意識するだけで、自律神経と気分の波が整いやすくなります。
  • 気分と体のリズムを記録する
    生理周期や睡眠、体調、気分を手帳やアプリに記録すると、自分のパターンが見えてきます。
  • ひとりで抱え込まない
    家族や友人に「気分が落ちやすい時期」と伝えるだけでも、心は軽くなり、配慮も得やすくなります。

小さな行動でも、自分を大切に扱うことが、40代からの「心地よい暮らし」につながります。

気分が落ち込む自分を受け入れる

40代になると、家族や仕事、環境の変化に合わせて自分を調整する時間が増えます。

だからこそ、落ち込む自分も含めて「今の私の状態」と受け止めることが大切です。

  • 落ち込む日は、無理に元気を出さなくていい
  • 深呼吸をして、香りや温かい飲み物に包まれる静かな時間を持つ
  • その小さなひとときが、心を整える大きな支えになる

落ち込む自分を受け入れることは、自分を慈しむ時間でもあります。
40代からの私たちにとって、その静かな時間こそが「心地よい暮らし」の入り口なのです。

今日のポイント

  • 女性の気分の浮き沈みは、ホルモン・環境・性格など複合要因
  • 落ち込む自分を否定せず、まず受け入れることが大切
  • 小さな静かな時間(呼吸・香り・ハーブティーなど)が心を整える
  • 周期や体調を記録して、自分に合ったケアを見つける
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