ラベンダー×レモンバームの静かな朝
40代になってから、
「朝なのに、もう疲れている」
そんな日が増えました。
目は覚めているのに、
胸の奥にうっすらと残る緊張感。
今日の予定、家族のこと、仕事のこと。
まだ何も始まっていないのに、
心だけが先回りしてしまう朝があります。
前回は、夜のためのレスキューブレンドをご紹介しました。
今回はその続編として、
“朝の緊張”をゆるやかにほどくブレンドです。
朝こそ、自律神経はゆらぎやすい
40代は、ホルモンバランスの変化により
自律神経が揺らぎやすい時期。
特に朝は、
副交感神経から交感神経へと切り替わる大切な時間帯です。
この切り替えが急すぎると、
・動悸のような感覚
・理由のない不安
・肩や首のこわばり
として現れることがあります。
だからこそ、
「シャキッとさせる」よりも
「静かに整える」ことを意識したい。
今回のブレンド
ラベンダー × レモンバーム
今回のベースは、
夜にも登場したラベンダーに、
レモンバームを重ねます。
・ラベンダー
高ぶった神経を穏やかに整え、呼吸を深くする
・レモンバーム
“天然の抗不安ハーブ”とも呼ばれ、
ストレスによる胃の不快感や緊張をやわらげる
レモンバームのやさしい柑橘の香りは、
重くなりがちな朝の空気を、
すっと軽くしてくれます。
鎮めすぎない。
でも、緊張を抱えたまま走り出さない。
そのちょうど真ん中を目指したブレンドです。
40代の朝は「整えてから動く」
若い頃は、
コーヒーで一気に目を覚まし、
勢いで一日を始めていました。
けれど今は、
勢いよりも“持続”。
カップにお湯を注ぎ、
立ちのぼる香りをゆっくり吸い込む。
たった5分でも、
呼吸が深くなると、
思考のスピードも落ち着きます。
不思議なことに、
焦りが薄れると、
行動はむしろスムーズになるのです。
おすすめの取り入れ方
・起きてすぐではなく、身支度が整ったあと
・ベランダや窓辺の光のそばで
・スマホを見る前に一口
甘味は加えなくても十分ですが、
疲れが残る朝は少量のはちみつもおすすめです。
「今日もちゃんとやれるかな」ではなく、
「今日も整いながら進めばいい」。
そう思い出させてくれる一杯。
ブレンドは“自分の状態”を知る時間
ラベンダーを少し多めにしたい日もあれば、
レモンバームを主役にしたい日もある。
その微調整は、
今の自分の心と体のサイン。
40代のセルフケアは、
完璧を目指すことではなく、
揺らぎを前提に整えること。
【緑の処方箋】は、
治すためではなく、
“自分を思い出す”ための静かな習慣です。
夜のレスキューブレンドと、
朝のストレスリリースブレンド。
一日のはじまりと終わりに、
深呼吸の居場所を。
緑の処方箋は、
これからも暮らしの中で、静かに続いていきます。

