40代に入ってから、
体の小さな違和感が、前よりもはっきりと感じられるようになりました。
朝の重さ。
抜けにくい疲れ。
甘いものを食べた後の眠気や、気分の波。
大きな病気ではないけれど、
どこか整わない感覚。
そんなときに出会ったのが「4毒」という考え方でした。
4毒とは?
一般的に4毒とは、次の4つを指します。
・小麦(パン・パスタ・麺類など)
・乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルトなど)
・砂糖・甘いもの
・植物油(特に精製されたサラダ油など)
もちろん「毒」といっても劇薬の意味ではありません。
現代の食生活では摂りすぎになりやすく、不調の引き金になりうるもの、という象徴的な表現です。
大切なのは、「完全に悪」と決めることではなく、
今の自分に合っているかどうかを観察すること。
小麦を減らすきっかけは、30歳のとき
実は私は、30歳のときにお腹の張りが気になり、胃腸内科を受診しました。
大腸カメラの検査では「腸に大きな問題はありません」とのこと。
そのとき先生に言われたのが、
「小麦粉をやめてみたら、今の症状は軽くなるかもしれませんよ」という一言でした。
断定ではなく、あくまで可能性として。
けれど、その言葉が心に残りました。
当時の私はパン中心の朝食。
まずは毎日をやめてみる。
麺類の頻度を減らす。
ごはんに置き換える。
すると、不思議とあの張りや重さが和らいでいったのです。
もちろん、すべての人に小麦が合わないわけではありません。
けれど私にとっては、“減らしてみる価値のある食品”でした。
それから少しずつ量を調整し、
今ではパンや麺はほとんどグルテンフリー。
それでも外食や旅行では楽しみます。
禁止ではなく、距離を測る。
そのスタイルが、今の私にはちょうどいいのです。
40代で改めて整え直す理由
30代よりも、40代の体は正直です。
ホルモンバランスの変化。
代謝の低下。
回復力の揺らぎ。
甘いものの後の眠気、
揚げ物の後の重さ、
乳製品を続けたときの肌の違和感。
それは年齢のせいだけではなく、
「少し多いよ」という体からのサインかもしれません。
だから私は、
4毒を一気に断つのではなく、
少しずつ減らしながら様子を見る方法を選びました。
減らして整えるという選択
・お菓子の回数を減らす
・サラダ油を見直す
・乳製品は“毎日大量”をやめる
2~4週間ほど続けると、
肌、睡眠、便通、気分に変化が現れます。
4毒は敵ではありません。
問題は、無意識に“習慣化”していたこと。
現代の食卓では、意識しないと自然に増えてしまうものばかりです。
だからこそ、
排除ではなく、観察。
40代からの食習慣は、
がんばるためのものではなく、
穏やかに暮らすためのもの。
このシリーズでは、小麦・乳製品・砂糖・植物油をひとつずつやさしく見直しながら、
「減らして整える」食との付き合い方を探していきます。
不安に振り回されず、
極端にもならず。
私らしく整えるための、小さな実験です。
