40代から宅建士を目指し、日々のすき間時間を活かして勉強を続けてきた私です。
前回の記事では、私が宅建勉強を始めた理由や、限られた時間を味方につける工夫をお話しました。今回は、そんな勉強が「しんどい…」と思った時に、私が自分を支えながら続けられた方法をお伝えしますね。
第2章:がんばりすぎない私の続け方
「完璧じゃなくていい」毎日の小さな積み重ね
勉強を続けていると、つい「もっとやらなきゃ」「昨日より成長しなきゃ」と自分にプレッシャーをかけてしまうことがありました。でも私が大切にしていたのは、「完璧じゃなくていい」「昨日の自分より今日の自分が少し成長していればOK」という声かけ。
毎日、手帳に「今日何をやったか」をメモすることで、「ちゃんと続けている」という自信が少しずつ積み上がりました。これが気持ちの支えになり、「今日はこれだけでもいいんだ」と自分を認められるようになりました。
合格したら伝えたい、大切な人の存在
私が合格を目指して頑張れた大きな原動力は、実は身近なある方への「報告」がありました。
前回もお話した、実家の母が仕事で長年お世話になっている、誠実でダンディな宅建士の男性です。
彼の姿に憧れを持ち、「合格したら必ず報告に行こう」と心に決めていたことが、つらい日も一歩を踏み出す力になりました。
気分転換も大切に。心地よいリフレッシュ法
勉強に向かう気持ちがどうしても乗らない日もありますよね。そんな時は無理に机に向かうのではなく、心と体を整えるリフレッシュ時間をつくりました。
私の場合は、
・軽いストレッチで体をほぐす
・NHKドラマ「正直不動産」やNetflixの「地面師たち」を見る(宅建に関係するリアルな世界観が刺激になります)
・毎日YouTubeで宅建に関する配信をチェックして、ゆるく情報に触れる
こうした“ながら勉強”やリラックスタイムが、気持ちの切り替えに効果的でした。
「がんばりすぎない」けどあきらめない
資格勉強は長いマラソンのようなもの。
私自身も何度も「もうやめたい」と感じましたが、そんな時は自分に優しく声をかけることを心がけました。
「今日はここまでで十分」
「完璧じゃなくていい」
「小さな一歩が未来につながる」
そう思うことで、心が軽くなり、自然と机に向かう日が増えました。
40代からの私時間を大切にしながら
40代からの宅建勉強は決して楽ではありませんが、自分のペースを大切に、無理しすぎずに続けることで「私時間」が生まれます。
すき間時間の活用と小さな声かけ、そして、「伝えたい人がいる」という想いが、私の勉強の支えでした。
これからも「がんばりすぎない」でも「あきらめない」スタンスで、自分らしく歩んでいきたいと思っています。
次回は、実際の試験本番をイメージしながら、早めに模試を受けてみることの大切さについてお話しします。
緊張や不安を和らげて、自分のペースで着実に前進するコツをシェアできればと思っています。
40代からの宅建挑戦、無理せずでも諦めずに一緒に歩んでいきましょうね。