エアドッグを使い始めて3か月 ― 空気を整えると眠りが変わる。CO₂濃度から見えた“深呼吸できる暮らし”

①【暮らしと備え】

エアドッグを使い始めて、ちょうど3か月。
最初は、花粉やハウスダストの対策になればと思って購入しました。
けれど、思いがけず一番変化を感じたのは「眠り」でした。

夜の寝室の空気が軽くなったように感じ、朝起きた時の“よく寝た”という感覚が戻ってきたのです。
そしてある日、エアドッグのモニターに表示される二酸化炭素(CO₂)濃度に注目してみると、そこに眠りの質を左右する秘密が隠れていました。

CO₂濃度と眠りの関係

人が眠っている間、呼吸によって少しずつ二酸化炭素が部屋の中にたまっていきます。
窓を閉めきった寝室では、わずか数時間でCO₂濃度が1,000ppmを超えることも。

CO₂濃度が高まると、
・軽い眠気や頭の重さ
・集中力の低下
・浅い呼吸
といった影響が現れます。

実際に研究では、

・新鮮な空気:約400ppm

・1,000ppmを超えると眠気や不快感が出やすく、

・3,000ppmでは集中力の著しい低下、

・4,000ppmを超えると頭痛や倦怠感などの症状が報告されています。

つまり、部屋の空気の鮮度が、眠りや思考の鮮度に直結しているということ。

エアドッグと「こまめな換気」で変わった夜

我が家では、家族のひとりがいびきをかくようになり、枕を替えたり寝具を見直したりしても変化がありませんでした。
ところが、CO₂濃度を気にしてこまめに換気を行い、エアドッグの表示を目安に空気を整えるようにしてから、いびきが少なくなったのです。

寝室のCO₂濃度を1,000ppm以下に保つようにすると、朝の目覚めがすっきり。
空気が「澄んでいる」と感じるだけで、体も心も軽くなるのを実感しました。

エアドッグの良さは、単にほこりを取ることではなく、
空気の“質”を見える化してくれること。
数字として確認できると、換気のタイミングや環境の変化がわかりやすく、自然と空気の循環を意識するようになりました。

空気を整えると、心も整う

40代に入ってから、体の変化とともに「睡眠の質」や「疲れの残り方」が気になるようになりました。
けれど、空気が整うと呼吸が深くなり、自然とリラックスできる。

静かな夜に、部屋の空気が澄んでいくのを感じながら眠りにつく。
それはまるで、心の中まで風が通るような心地よさです。

空気清浄機を置くだけでなく、
「空気と対話する」ように暮らすこと。
それが、私の新しい“整え習慣”になりました。

今日からできる小さな工夫

◎ エアドッグの表示をチェックしながら、朝晩5分の換気を習慣にする
◎ 寝る前に深呼吸をして、空気の流れを感じてみる
◎ CO₂センサーを活用して、空気の“今”を知る

こうした小さな意識が、睡眠の質や集中力を変えてくれます。
“空気を整えること”は、心と暮らしを整えること。

忙しい毎日の中でも、自分と家族が心地よく呼吸できる空間をつくる。
それが、40代からの「深呼吸できる暮らし」への第一歩なのかもしれません。

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