40代に入り、肌や髪の変化をふとした瞬間に感じるようになりました。
白髪、疲れやすさ、肌の乾きやすさ—。
若いころなら気にも留めなかったサインが目に入るたびに、
「抗うべき?」「受け入れるべき?」と揺れる気持ちが生まれます。
けれど最近思うのは、
アンチエイジングとは“逆らうこと”ではなく、“選ぶこと”なのではないかということ。
老化にも白髪にも、生体の防御反応としての側面があると知った今、
私は“排除する”ではなく“上手に付き合う”を軸に考えるようになりました。
老化は身体の「ブレーキ機能」。だからこそ無理に逆らわない
研究が進むなかで分かってきたのは、
細胞の老化は、傷ついた細胞の増殖を防ぐ仕組みだということ。
がん化しやすい細胞を増やさないために、
身体が「これ以上は進みません」とブレーキをかけてくれるのです。
白髪も同じで、色素をつくる細胞が傷ついたとき、
身体が“危ない細胞を残さないように”自然と排除する反応の結果だと言われます。
こうした視点を知ると、
老化をただの“敵”として扱うのは違うのかもしれない、
そんなふうに心が少しほどけていきます。
私が選んだのは「整えるアンチエイジング」
無理に若返ろうとするのではなく、
“今の私が快適に暮らすための選択”を積み重ねる。
それが、40代の私がしっくりきたスタイルです。
◎ ルイボスティで、日々を穏やかに整える
抗酸化作用が期待されるルイボスティは、
私にとって“気持ちを落ち着かせるお守り”のような存在。
食事と一緒に飲むことで、血糖値の乱れからくる倦怠感が軽くなる気がします。
身体のめぐりを整えるイメージで、ゆっくりと続けています。
◎ 体のための運動は「義務」ではなく「習慣」へ
激しい筋トレよりも、
ウォーキングや軽いストレッチなど、
“続けやすい運動”を毎日のリズムに。
気持ちが前向きになり、睡眠も深まり、
肌の調子まで自然と整いやすくなるのを感じます。
◎ 自宅ごはんを「体を労わる時間」に変える
外食を否定するわけではなく、
平日はできるだけ自炊を基本に。
野菜、たんぱく質、発酵食品を意識しながら、
“ちょっとした心配り”で体調が驚くほど変わります。
何より、台所に立つ時間が心の整理にもなるのが好きです。
◎ 必要なときは美容皮膚科に頼る
セルフケアだけではむずかしい部分は、
専門の力を借りるのもひとつの選択肢。
無理して自分だけで抱え込まず、
“任せられるところは任せる”。
これも40代の賢いアンチエイジングだと思っています。
「許す」と「整える」のバランスで心が軽くなる
年齢を重ねると、
完璧を目指すほど疲れてしまいます。
だから私は、抗う部分と、自然に任せる部分を分けて考えるようになりました。
◎ 生活習慣で整えられるところは、自分のペースで
◎ 気になるところは専門家に相談しながら
◎ そして、変化そのものは“生きている証”として受け止める
このバランスがうまく取れたとき、
気持ちも体も驚くほど軽くなります。
アンチエイジングは、若さを取り返すためではなく、
これからの時間を“心地よく生きるための選択”。
そんなふうに捉えられると、40代の暮らしはもっとやさしく、楽になります。

