女性の美容と防災― 40代からの“私を守る備え” 第1回:非常時でも「私」を失わないために

①<防災>

防災という言葉に身構える40代

防災という言葉に、少し身構えてしまう。
そんな感覚を、40代になってから強く抱くようになりました。水、食料、懐中電灯――命を守るために必要なものは何度も目にしてきたはずなのに、どこか心が置き去りになる感覚があったのです。

先日、避難所で過ごす日々を想像していて、ふと思いました。
「もし鏡を見たとき、そこに映る自分が“自分じゃない”と感じたら、私はちゃんと踏ん張れるだろうか」と。

40代女性が抱える日常のストレス

40代の私たちは、仕事や家庭、加齢による体の変化に加え、日常ですでに多くのストレスと向き合っています。非常時は、その負荷が一気に高まります。
睡眠不足、環境の変化、人との距離の近さ―そこに、肌の乾燥や不快感、清潔に保てない不安が重なると、心は思っている以上に疲弊します。

美容も防災の一部として考える

だから私は、防災と美容を切り離さずに考えたいと思うようになりました。ここでいう美容は、決して「きれいに見せること」や「若く見せること」ではありません。

  • 肌を保湿する
  • 顔を最低限整える
  • 身体を清潔に保つ

それは、自分を人として大切に扱う行為であり、非常時でも自分を失わないための備えです。

小さな備えで安心感を取り戻す

避難所生活では、肌荒れやかゆみ、生理トラブルがストレスの引き金になることも少なくありません。「たいしたことじゃない」と我慢していた不快感が、知らず知らずのうちにイライラや不安として表に出てしまうのです。それを防ぐために必要なのは、決して大量の化粧品や高価なアイテムではありません。

  • オールインワンの保湿ジェル
  • ウェットシート
  • リップクリーム
  • 最低限の生理・衛生用品

ほんの少しの備えが、「私は大丈夫」という安心感を取り戻してくれます。

防災は今の暮らしを整えるきっかけ

防災は、何かが起きたときだけのものではありません。非常袋を見直す時間は、同時に「私は、非常時にどんな自分でいたいか」を考える時間でもあります。そして、それは今の暮らしを見つめ直すきっかけにもなります。

このシリーズで伝えたいこと

このシリーズでは、40代女性が非常時でも自分を失わずにいられるように、美容と防災の静かな備えを一つずつ言葉にしていきます。全5回を通して、非常時のストレスを軽減し、心と体の安心感を保つ方法を丁寧にお伝えします。

頑張らない。完璧を目指さない。
でも、自分を粗末にしない。

その姿勢こそが、これからの暮らしと心をしなやかに守ってくれるのだと思っています。
40代からの“私を守る備え”。今日から少しずつ、一緒に整えていきませんか。

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