40代になってから、
血流を意識するようになり、
体の変化を少しずつ感じるようになりました。
冷えにくくなった。
疲れが抜けやすくなった。
体の重さを引きずらなくなった。
最初は、
それだけの変化だと思っていました。
けれど、このシリーズを書き重ねるうちに、
私は気づいていきました。
血流を整えることは、
単なる体調管理ではなかったということに。
血流は、体だけの話ではなかった
シリーズの最初、
私は「冷え」や「疲れ」をきっかけに、
血流という言葉に出会いました。
血流が滞ると、
体は冷え、重くなり、回復が遅れる。
それは、
とても分かりやすい変化でした。
けれど、整えていくうちに、
同じような滞りが、
心や思考にも起きていることに
少しずつ気づいていきました。
巡りが戻ると、感じ方が変わった
血流を意識した暮らしを続ける中で、
体に起きた一番大きな変化は、
「戻れる」という感覚でした。
調子を崩しても、
冷えても、
疲れても。
ちゃんと巡らせれば、
また戻ってこれる。
その安心感は、
体だけでなく、
心の土台にもなっていきました。
心の血流が整い始めたとき
体が整ってくると、
不思議と、
感情の揺れ方も変わってきました。
落ち込むことがなくなったわけではありません。
イライラしなくなったわけでもない。
ただ、
引きずらなくなった。
感情が、
「溜まる」ものではなく、
「流れていく」ものに変わっていったのです。
それは、
心にも血流があるのだと、
体感として理解できた瞬間でした。
思考の巡りが、生き方を変えた
さらに変わってきたのは、
思考の在り方でした。
以前は、
・同じ考えを何度も繰り返す
・答えを出そうとして疲れる
・先のことを考えすぎて止まる
そんな状態がよくありました。
けれど、
思考もまた、
流せばいいものだと分かってから、
反応ではなく、選択ができるようになりました。
体が巡ると、
自然に動けるようになる。
それと同じように、
思考が巡ると、
生き方にも余白が生まれていきました。
血流=自己とのつながり
このシリーズを通して、
私が一番大切だと感じたのは、
血流は「自己とのつながり」だということ。
体の声を感じること。
心の違和感に気づくこと。
思考の滞りを無理に正さないこと。
それらはすべて、
「ちゃんと自分とつながっているか」を
確かめる行為でした。
血流を整えることは、
自分を管理することではなく、
自分を大切に扱うこと。
40代になって、
ようやくその意味が、
腑に落ちてきた気がしています。
シリーズ最終回としての総まとめ
血流を整えることは、
がんばることではありません。
何かを足すことでも、
無理に変えることでもない。
滞りに気づき、
やさしく巡らせてあげること。
体も、
心も、
思考も。
巡れば、
ちゃんと戻ってくる。
このシリーズでお伝えしたかったのは、
40代の体は、
もう遅いのではなく、
丁寧さを必要としているだけだということでした。
これからも私は、
血流という視点を、
自分を大切にするための
静かな指針として持ち続けたいと思います。
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