40代になって感じ始める、物忘れや目の疲れ。
鏡に映る自分を見て、「最近なんだか冴えない?」と感じることが増えてきました。
でも、その違和感は決してネガティブなものではなく、
体や脳が“整えどき”を教えてくれるサインかもしれません。
そんなとき、私にそっと寄り添ってくれる存在が「ブルーベリー」でした。
ブルーベリーの“アントシアニン”がサーチュイン遺伝子に働きかける
ブルーベリーに含まれるポリフェノール、特にアントシアニンは、脳と目の健康を支える成分として注目されています。
近年の研究では、このアントシアニンが細胞内で働き、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)の活性化に寄与する可能性も指摘されています。
具体的には、次のような働きが期待できるとされています:
◎ 神経細胞の酸化ストレスを抑える
◎ 炎症を軽減し、脳へのダメージを和らげる
◎ 記憶力や集中力を支えるサポート
◎ 認知機能の衰えをゆるやかにする可能性
つまり、外側からのケアだけでなく、内側から脳を整える力を育ててくれる果実なのです。
年齢とともに揺らぐ脳・目に、やさしく寄り添う果実
40代にさしかかると、体だけでなく“脳・目”にもゆらぎを感じやすくなります。
「最近、言葉が出づらい」「集中力が続かない」「目が重く感じる日がある」
そんな変化を、私は「変化の途中」として受け止めたいと思っています。
ブルーベリーは、視覚サポートにも知られてきた果実。
アントシアニンの抗酸化作用や血流改善作用が、目の疲れや視機能を助ける可能性があります。
また、冷凍ブルーベリーは栄養素が比較的保たれやすく、年中取り入れやすい点も魅力です。
こうした自然の力を、私は暮らしの中でそっと取り入れています。
私が続けている、ブルーベリーの取り入れ方
ザクロの記事と同じく、無理なく続けられる方法を意識しています。私の習慣例をいくつか紹介します。
◎ 朝のスムージーにプラス
冷凍ブルーベリー、ケール、豆乳などとともに投入。甘麹やザクロ濃縮液を加えて、のどごしや風味を整えています。
◎ そのままひとつかみ(おやつ代わり)
冷凍ブルーベリーを自然解凍して、そのままつまむ。甘さ・酸味がほどよく、手軽にアントシアニン補充になります。
◎ 夜のリラックスタイムに、飲み物として
砂糖控えめのブルーベリードリンクやハーブと組み合わせて、夜のひとときをやさしく整える補助に。
こうして、日常の中で“ちょっとずつ”取り入れることを心がけています。
ケアだけじゃ足りない。「内側から育てる」という選択
ブルーベリーを取り入れたからといって、すぐに劇的な変化が訪れるわけではありません。
でも、私がこの習慣を手放さないのは、「自分を丁寧に扱っている実感」が心に残るからです。
年齢を重ねるにつれて、ただ若さを保つのではなく、
自分自身を整えていくという価値観を大切にしたいと思っています。
スキンケア・睡眠・運動などの外側のケアに加え、
ブルーベリーのような自然の恵みを体の内側から育てる力の味方にする——
この両輪があってこそ、心地よく調和のある暮らしに近づけると感じています。
日々のリズムを整える、ブルーベリーのやさしい力
「思考が鈍くなる」「目が重く感じる」—
それらは、変化の渦中にある証かもしれません。
だからこそ、ゆっくり、やさしく整える選択をしてみませんか?
ブルーベリーは、“長寿遺伝子がよろこぶ”可能性を秘めた果実。
40代からの暮らしに、さりげなく寄り添ってくれる存在です。
体も、脳も、心も。
やさしくケアする時間を自分に贈るように。
その積み重ねこそが、未来の健やかさと美しさへとつながるのだと、私は信じています。
【関連記事】
▷ 第1回:長寿遺伝子って何?40代の私が“食べることで整える”を意識した理由
▷ 第2回:納豆は“食べる若返りスイッチ” 発酵の力で長寿遺伝子が目覚める食卓
▷ 第3回:ザクロは“飲むポリフェノール習慣” 内側から美しさとめぐりを整える果実

