今日は私が日々の中で実践している「野菜室の収納の工夫」について書いてみたいと思います。
冷蔵庫って、家族にはあまり見られないけれど、実は毎日何度も自分が開ける場所。
特に野菜室は、気づくと葉物がしおれていたり、土がポロポロとこぼれていたり…。ちょっとしたことで“気分が下がる場所”になってしまうこともありますよね。
でも、ある工夫を取り入れたことで、その野菜室が私にとって「整う場所」に変わったんです。
土つき野菜も葉物もOK。「未使用ゴミ袋」で汚さない収納
まず取り入れてよかったなと思ったのが、「未使用のゴミ袋」をそのまま野菜室の引き出しに使う方法です。
ごぼうやじゃがいもなど、土のついたまま保存したい野菜。以前はそのまま入れてしまっていたので、野菜室の底に土がこぼれたり、湿気で汚れて掃除が面倒だったり…。それがプチストレスでした。
そこで、野菜室の引き出しに未使用のゴミ袋を広げて、そこに野菜を入れてみたんです。
それだけで、汚れが袋の中で収まり、引き出しそのものがほとんど汚れなくなりました。
さらに、袋は「野菜の種類ごと」に分けて使うのがおすすめです。
◎ 土つき野菜(じゃがいも・ごぼうなど)
◎ 葉物野菜(小松菜・水菜・ほうれん草など)
◎ 玉ねぎやにんにくなどの常備野菜
こんなふうにまとめておくと、何がどこにあるかもひと目でわかりますし、袋ごと取り出して移動できるのも便利です。
薬味と使いかけ野菜には“定位置”を
野菜室って、意外と小さな野菜の方が迷子になりがちです。
しょうがや青ねぎ、大葉など、薬味系の野菜はひとまとめにして「薬味コーナー」を作るようにしています。
特に大葉は、洗って水気をよく拭き取り、ガラス容器に立てて保存すると、驚くほど日持ちします。
冷蔵庫を開けるたびに、ピンと立った大葉が目に入るのも、ちょっとした“癒し”だったりします。
また、使いかけの野菜は保存容器に立てて収納。
輪ゴムでまとめたり、ラップで包んだりしてもいいのですが、「使いかけコーナー」をつくっておくと、食材のロスがぐっと減りました。
野菜室の一番下にはキッチンペーパーを1枚敷いておくと、汚れても取り替えるだけでOK。
これだけで掃除のハードルもかなり下がります。
“整った野菜室”がくれる、小さな余白
冷蔵庫の整理って、大げさに思われがちですが、実は「野菜室だけ」でも整えると気持ちがぐっと軽くなるんです。
◎ すぐに野菜が見つかる
◎ 掃除の手間が減る
◎ 食材の無駄がなくなる
◎ 料理のハードルが下がる
これって、「自分のための小さなやさしさ」なのかもしれません。
冷蔵庫の中も、私自身も、完璧じゃなくていい。
でも、ちょっと整っているだけで、暮らしって少しラクになるものですね。
誰かに見せるわけじゃないからこそ、自分が気持ちよく使えることって大事だなと思います。
「今日は冷蔵庫、開けたくないな…」ではなくて、
「今日は何があるかな?」って、ちょっと楽しみになる。
そんな風に、暮らしの一角を“自分のペースで整えること”を、これからも大切にしていきたいです。
もしこのアイデアが、誰かの「今日やってみようかな」のきっかけになればうれしいです。