40代を迎えてから、日々の中で「私にとっての心地よさ」を見つけることが大切だと感じるようになりました。
朝、少し早く目が覚めた日。家族が出かけたあとの静かな午後。
そんな“私時間”に寄り添ってくれるもののひとつが、お気に入りのコーヒーです。
でも、コーヒーって意外と種類が多くて、「どれを選んだらいいの?」と迷ってしまうこともありますよね。
そんなときは、“味の好み”で選んでみるのがおすすめです。
「酸っぱい」「苦い」「まろやか」――この3つの視点から、自分にぴったりの味わいを探してみませんか?
そして、できれば毎日口にするものだからこそ、オーガニックコーヒーという選択肢にも注目してみたいところ。
今回は、コーヒーの味の傾向とともに、40代からの私時間にぴったりなオーガニック購入例も交えてご紹介します。
酸味を楽しみたい方へ:華やかでフルーティなひとときに
果物のような爽やかさと香り高さが特徴の酸味のあるコーヒー。
気持ちをリセットしたい朝や、休日のブランチタイムにぴったりの味わいです。
【味の特徴】
◎ 柑橘系やベリーのような酸味
◎ 明るくフルーティな香り
◎ 軽やかな飲み口、冷めてもおいしい
【主な豆の種類と焙煎度】
◎ エチオピア・イルガチェフェ、ケニアAA、タンザニア・キリマンジャロ
◎ 焙煎度:浅煎り〜中煎り
【おすすめオーガニック購入例】
◎ TOKYO COFFEEのオーガニックエチオピアモカ
フルーティな香りが立ち上り、朝の1杯が格別に。
◎ 豆乃木のエチオピア・グジ地区豆(有機栽培)
フェアトレードにも力を入れていて、安心して楽しめます。
「香りをゆっくり味わいたい」「お茶のように飲める軽さが好き」――
そんな方にぴったりの一杯です。
苦味を味わいたい方へ:深みのあるコクで、心を整える
「コーヒーらしいビターさが好き」な方には、深煎りタイプのコーヒーを。
ゆっくりとした午後や、集中したい仕事の合間にぴったりです。
【味の特徴】
◎ チョコレートやナッツのようなコク
◎ スモーキーで力強い香り
◎ ミルクとの相性も抜群(ラテやカフェオレ向き)
【主な豆の種類と焙煎度】
◎ インドネシア・マンデリン、ブラジル・サントス、ベトナム・ロブスタ
◎ 焙煎度:中深煎り〜深煎り
【おすすめオーガニック購入例】
◎ タカノコーヒー クラシックブレンド(深煎り・有機JAS認証)
深みとコクがしっかり感じられ、目覚めの一杯にも最適。
◎ 成城石井 オーガニックブレンド フレンチロースト
苦味がしっかりありつつも飲みやすく、定番として常備したくなる味。
「一日の始まりをシャキッとさせたい」そんなシーンにぴったりな味わいです。
まろやかさを大切にしたい方へ:バランスのとれた優しい一杯
「酸味も苦味も主張しすぎない方がいい」
そんな方におすすめなのが、“まろやか”タイプのコーヒーです。
【味の特徴】
◎ 酸味と苦味のバランスが良い
◎ 柔らかく包み込むような口当たり
◎ シーンを問わず毎日飲める
【主な豆の種類と焙煎度】
◎ グアテマラSHB、コロンビア・スプレモ、ペルー産オーガニック
◎ 焙煎度:中煎り〜中深煎り
【おすすめオーガニック購入例】
◎ 小川珈琲店 オーガニックハウスブレンド(粉タイプ)
飽きのこない味わいで、食事やスイーツにも合う万能さ。
◎ ペルー産オーガニックコーヒー豆(中深煎り)
自然な甘みとバランスのよさが魅力で、家族みんなで楽しめます。
「朝のゆったりした時間にも、おやつの時間にも」
まろやかさは、どんな時間にもそっと寄り添ってくれます。
コーヒー豆を選ぶことは、私を大切にすること
40代という節目は、暮らしを「整える」ことが自然と大切になる時期。
そして、毎日飲むコーヒーを“自分好み”にすることも、小さな整え方のひとつです。
その一杯が、香りと味わいを通して、ほんの少し心を軽くしてくれる。
オーガニックという安心できる選択肢が加われば、もっと気持ちよく楽しめます。
「なんとなく飲んでいたコーヒー」から、
「これが、私の好きな味」へ。
そんな変化を、ぜひ今日から味わってみませんか?
【味の傾向早見表】
好み | 主な豆の産地 | 焙煎度 | 味の特徴 |
---|---|---|---|
酸っぱい | エチオピア、ケニア、タンザニア | 浅煎り~中煎り | フルーティ、爽やか |
苦しい | インドネシア、ブラジル、ベトナム | 中深煎り~深煎り | コク深いビター |
まろやか | グアテマラ、コロンビア、ペルー | 中煎り~中深煎り | 柔らかさでバランス良し |