40代になると、
「選ばなければならない場面」が増えてきます。
仕事の方向性。
人間関係の距離感。
これからの暮らし方。
若い頃のように勢いだけでは進めない。
けれど、立ち止まり続けるわけにもいかない。
そんなときに思い出したいのが、
古代より武と守りの象徴とされてきた
石上神です。
石上神は、古代の武器を祀る神として知られ、
「断つ」「守る」「決める」という力を象徴しています。
武器の神が象徴するもの
石上神は、
古代の剣や武具と深く関わる存在です。
武器と聞くと、
攻撃的な印象を持つかもしれません。
けれど本来の武とは、
守るための力。
不要なものを断ち、
守るべきものを守る。
それは、
暮らしにおける「意思」の象徴でもあります。
40代の私たちに必要なのは、
誰かに勝つ力ではなく、
迷いを断つ力なのかもしれません。
「断つ」という決断の本質
決断とは、
何かを選ぶこと。
同時に、
何かを“断つ”ことでもあります。
可能性をひとつに絞る。
余白を削る。
覚悟を持つ。
だからこそ、怖い。
けれど石上神の象徴する剣は、
迷いを切り裂くためのもの。
不安そのものを消すのではなく、
不安に支配される状態を断ち切る。
その違いに気づいたとき、
決断の意味が少し変わりました。
不安を断ち切るためにできること
不安は、未来を守ろうとする心の働き。
だから無理に消さなくていい。
けれど、
ずっと握りしめていると、
前へ進めなくなります。
・紙に書き出してみる
・最悪のケースを具体化する
・「今できること」だけに集中する
小さな行動は、
思考の循環を断ち切ります。
石上神の力は、
大胆な一歩だけではなく、
日常の小さな決断にも宿るのかもしれません。
40代からの“選ぶ勇気”
若い頃は、
「正解」を探していました。
でも40代になると、
正解よりも「納得」が大切になります。
どちらが正しいかではなく、
どちらを自分が選ぶか。
その基準が、
少しずつ内側に戻ってくる。
選ぶ勇気とは、
自分の意思を信じること。
石上神が象徴する強さは、
外に向けた力ではなく、
内側に立つ覚悟なのだと感じます。
決めることで、道は静かに開く
迷っている間、
世界は曖昧なままです。
けれど一度決めると、
景色が変わります。
動き出す人。
離れていくもの。
新しく入ってくる流れ。
決断は、
状況を切り替えるスイッチ。
40代からの暮らしは、
なんとなく続けるのではなく、
静かに選び直していく時間。
石上神は、
「あなたの剣は、どこに向けますか?」
と問いかけているように思います。
不安を断ち切る力は、
特別な人にだけあるものではありません。
小さな選択の積み重ねが、
やがて大きな意思になります。
迷いの先にあるのは、
強さではなく、澄んだ覚悟。
それが、
40代からの“決断の力”なのかもしれません。

