40代から始める“DNAを整える”暮らし|第3回:DNA修復力を育てる。40代の“回復体質”のつくり方あ

④【美容・健康】

40代になってから、
「ちゃんと休んだはずなのに、戻りきらない」と感じることが増えました。

寝ても抜けない疲れ。
治りにくい肌荒れ。
長引く不調。

それは、単なる体力の問題ではなく、
“修復力”の変化かもしれないと感じるようになりました。

前回は、抗酸化という“守る力”について書きました。
今回は、その先にある“修復する力”のお話です。

DNA修復とは、体に備わった“回復のしくみ”

― 私たちは毎日、傷つき、そして直している ―

私たちのDNAは、
紫外線や活性酸素、ストレスなどによって
日々小さなダメージを受けています。

でも同時に、体の中には
それを修復するしくみが備わっています。

これが「DNA修復機構」です。

若い頃は、
傷ついてもすぐに戻る感覚がありました。

けれど40代になると、
この“修復のスピード”がゆるやかになります。

だからこそ今は、
傷つかないことより、
「ちゃんと直せる体」を育てたい。

そう思うようになりました。

NERとBERをやさしく知る

― 修復にはいくつかの方法がある ―

DNA修復には、いくつかの種類があります。

代表的なものが
NER(ヌクレオチド除去修復)と
BER(塩基除去修復)です。

NERは、
紫外線などで大きくゆがんだDNAを
切り取って修復するしくみ。

BERは、
活性酸素などで傷ついた
小さなダメージを直すしくみ。

難しく聞こえますが、
どちらも共通しているのは、

「体は、ちゃんと直そうとしている」

ということ。

40代からのケアは、
この自然な修復力を応援することだと感じています。

修復に必要な栄養素という視点

― 足りないと、直せない ―

DNA修復には、材料が必要です。

特に意識したいのが、

・ビタミンB群
・葉酸
・亜鉛

ビタミンB群や葉酸は、
細胞分裂やDNA合成に関わる栄養素。

亜鉛は、
修復酵素の働きを支えるミネラルです。

私は特別なサプリに頼るよりも、

・納豆や卵
・レバー
・小松菜
・牡蠣
・雑穀

など、日常の食事の中で意識しています。

派手ではないけれど、
“地味な栄養”こそ、修復の土台。

40代は、
減らすことよりも「満たすこと」が大切なのだと思います。

睡眠がいちばんの修復時間

― 夜は、体のメンテナンス工場 ―

DNA修復が活発になるのは、
睡眠中だといわれています。

成長ホルモンが分泌され、
細胞の修復や再生が進む時間。

だからこそ、

長さよりも“質”。
遅くなりすぎない就寝。
寝る前の強い光を避ける。

そんな小さな積み重ねが、
回復体質を育てていきます。

40代からは、
夜を削ってがんばるより、
夜を守るほうが賢い。

そう実感しています。

血流と運動が“回復体質”をつくる

― 届かなければ、直せない ―

どんなに栄養をとっても、
血流が滞っていては細胞に届きません。

軽いウォーキングやストレッチ。
深い呼吸。
湯船につかること。

それだけで血流は変わります。

私は「ハードな運動」ではなく、
“巡らせること”を意識するようになりました。

修復力は、
特別なことをしなくても、
整えればちゃんと働く。

それが40代の体の面白さでもあります。

まとめ

・DNA修復機構(NER・BER)は体に備わった回復のしくみ
・40代は修復スピードがゆるやかになる時期
・ビタミンB群、葉酸、亜鉛が修復を支える
・睡眠は最大の修復時間
・血流改善と軽い運動が回復体質を育てる

抗酸化で“守り”、
修復で“立て直す”。

この両輪がそろったとき、
40代の体は、思った以上に応えてくれます。

整えるとは、
若返ることではなく、
ちゃんと戻れる体をつくること。

それが、
私が考える「DNAを整える暮らし」です。

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