1日の終わり、寝る前のほんの3分。
最近の私の“整え習慣”は、耳をこするマッサージです。
方法はとてもシンプル。
両手で耳をそっと挟んで、上下にやさしくこすり、次に左右にこする。
これを何度か繰り返すだけ。
本当にそれだけなのですが、
やってみると、頭の中がふっと静かになっていくのを感じます。
身体も心も、緊張がほぐれるようにゆるんでいく。
それがとても心地よくて、気づけば毎晩の習慣になっていました。
耳をこするだけで、自律神経にアプローチ
耳には全身のツボが集まっているといわれています。
そのため、耳をマッサージすることで、ツボが刺激され、
副交感神経が優位になりやすくなるそうです。
つまり、リラックスしやすくなり、眠りの質が整うということ。
40代になってから、なんとなく眠りが浅い日が増えたと感じていた私にとって、
このシンプルなマッサージは、心強い味方になっています。
フェイスラインが、少しすっきり？
もうひとつ、ちょっと嬉しい副産物があります。
耳まわりをこすることで、あごのあたりがすっきりしてきたような気がするのです。
特に、耳の下の部分をこすっていると、
フェイスラインのたるみがほんの少し引き締まってきたような感覚があって。
もちろん、劇的な変化ではありません。
でも、鏡を見るたび「なんとなくいい感じ」と思えることが増えると、
それだけで気分が明るくなるものです。
道具もいらず、場所も選ばない。続けやすさが魅力
この耳マッサージのいいところは、何も用意しなくていいということ。
ストレッチやマッサージって、時々「面倒だな」と思ってしまう日もありますよね。
でも、耳をこするだけなら、ベッドに入ってからでもできるし、
テレビを見ながらでも、お風呂あがりでもOK。
忙しい日でも、疲れた日でも、
“頑張らなくてもできる”整え習慣として、私はとても気に入っています。
小さな習慣が、明日の私を整えてくれる
40代になって感じるのは、
身体も心も、「整えておくこと」が大事ということ。
無理にがんばるのではなく、やさしく整える。
そんなケアが、翌朝の自分をラクにしてくれるように思います。
今日も一日がんばった自分に、
耳を通してそっと「おつかれさま」と伝える時間。
それが、私にとっての小さなごほうびです。
今夜、よかったら耳をこすってみてください。
驚くほど気持ちよく、眠りが深くなるかもしれません
