忙しい日、疲れた日こそ、やさしく食べる
「今日はもう、がんばれないな」
そんな日、ありますよね。
40代になってから、体調や気分に波を感じやすくなり、
「作らなきゃ」という気持ちと、体のだるさがかみ合わない日も増えてきました。
でもそんな時こそ、体と心にやさしいものを、無理なく取り入れることが大切だと感じています。
がんばらない日の、わたしのルール
◎ 野菜を洗って、切って、煮るだけ
◎ 調味料はシンプルに、素材を活かすものだけ
◎ 温かいものをゆっくり食べる
“手を抜く”のではなく、“力を抜く”。
そんな気持ちでごはんと向き合っています。
よく登場する献立たち
◎ 有機野菜のスープ+胚芽米のおにぎり
玉ねぎ、人参、大根、かぼちゃなどの野菜を刻んで煮るだけ
昆布や干し椎茸のだし+味噌か塩だけのやさしい味つけ
胚芽米はまとめて炊いて冷凍し、小さなおにぎりにしておくと便利
→ 野菜の甘みと、ほかほかのおにぎりで気持ちも整います。
◎ 米粉フォーのあったかスープ麺
グルテンフリーの米粉フォーは、常備しやすく消化にもやさしい
昆布や干し椎茸のだしに、青菜やねぎ、きのこを加えるだけ
仕上げに太白ごま油を少し垂らすと、香りがふわっと立って癒されます
→ 疲れていてもするっと入ってくる、からだ想いの一杯です。
◎ 胚芽米ごはん+簡単な副菜
茹でた青菜にすりごまと少しの醤油をかけた“青菜のごま和え”
常備菜の切り干し大根やひじき煮を添えて
ごはんには、ほんの少しの「家島の塩」をふるだけでも十分においしい
→ シンプルでも、味わい深く、無理なく満足できる組み合わせです。
台所にあると安心する、私の定番たち
◎ 有機または自然栽培の野菜
◎ 胚芽米(玄米よりやさしく、でも白米より栄養がある)
◎ 天然醸造の味噌と醤油
◎ 太白ごま油(クセがなく、和洋どちらにも合います)
◎ 自然塩「家島の塩」(やさしい塩味とミネラル感がお気に入り)
◎ 昆布・干し椎茸など、植物性のだし素材
素材の力を信じて、最小限の調味料で味が決まるのが心地よいです。
食べることは、自分への声かけ
がんばらない日でも、お腹をすこし満たすだけで、
「大丈夫だよ」と自分に声をかけるような感覚があります。
整えようとしなくても、自然と整っていくような食事を、
これからも大切にしていきたいと思っています。