40代からの家族介護、ひとりで抱えないために

介護

家族の介護が初めてで戸惑いや不安を感じているあなたへ。

介護はひとりで抱え込むものじゃありません。
頼れる場所や相談できる人が、ちゃんとありますよ。

相談の第一歩は「地域包括支援センター」

地域包括支援センターは、地域に住む高齢者の暮らしを支える相談窓口です。
「何から始めればいいの?」という悩みも、優しいスタッフさんが親身に聞いてくれます。

介護サービスの案内やケアマネージャーの紹介もしてくれるので、まずは気軽に連絡してみましょう。

ケアマネージャーとの関係も大切に

介護計画を一緒に考えてくれるケアマネージャー。
もし「なんだか合わないな」と感じたら、遠慮せずに担当を変えてもらって大丈夫です。

あなたが安心して相談できる相手と出会うことが、介護を続けるうえでとても大切です。

介護施設の種類を知っておくと安心

介護施設にはいくつか種類があり、それぞれ特徴があります。
自分や家族に合った施設を選ぶためにも、まずはどんな施設があるのか知っておくと安心です。

老人保健施設(老健)
病院を退院した後のリハビリや医療ケアが中心の施設です。
「家での生活に戻りたい」という人を支えるために、専門スタッフがリハビリや体調管理をサポートしてくれます。

特別養護老人ホーム(特養)
介護が必要で、日常生活のサポートが手厚く必要な方が入所できる公的な施設です。
入所には申込みや待機が必要なこともありますが、安心して生活できる環境が整っています。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
バリアフリー設計の住まいで、生活支援サービス(例えば安否確認や生活相談など)が受けられます。
比較的自立した生活を送りながら、必要に応じて介護サービスを利用できるのが特徴です。

介護付き有料老人ホーム
民間の施設で、介護スタッフが24時間常駐し日常生活をしっかりサポート。
快適な住環境と食事サービスなどが整っていて、自立支援から重度の介護まで幅広く対応しています。

知っておくことで、いざという時に慌てずに選べる安心感が生まれます。


介護は決してひとりで抱え込まないでくださいね。

地域包括支援センターやケアマネージャー、そして介護施設のことを知って、少しずつ自分のペースで進んでいきましょう。

あなたとご家族の心が少しでも軽くなりますように

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