第2回|セルフチェックで気づく ゴースト血管が進んでいるサイン ― 外見・冷え・だるさは体からの小さなメッセージ ―
40代に入ってから、
はっきりした病気ではないけれど、
「なんとなく気になる変化」が増えてきたと感じることはありませんか。
・以前より手足が冷える
・疲れが抜けにくい
・肌や爪に元気がない気がする
こうした違和感は、
不調の始まりというより、
体がそっと送ってくれているサインなのかもしれません。
前回お伝えした「ゴースト血管」は、
毛細血管の血流が低下し、
本来の役割を果たしにくくなっている状態のこと。
今回は、
「病名」ではなく
セルフチェックという視点で、
今の自分の巡りをやさしく見つめていきます。
不調は、突然ではなく静かに始まる
体の変化は、
ある日急に現れるものではありません。
多くの場合、
日常の中に小さく、静かに紛れ込んでいます。
「気のせいかな」
「年齢のせいかも」
そう流してしまいがちな感覚こそ、
体からの大切な声。
ゴースト血管による影響も、
まずは目に見えるところ、
触れられるところから現れやすいとされています。
外見・肌にあらわれるサイン
血流は、
肌や髪、表情にそのまま反映されます。
・肌のくすみが気になる
・顔色が冴えない
・乾燥しやすくなった
これらは、
血液が十分に巡らず、
細胞まで酸素や栄養が届きにくくなっているサインかもしれません。
高価なケアをしても改善しにくいと感じるとき、
外側ではなく、
内側の「巡り」に目を向けてみる価値があります。
手足の冷え・だるさ・疲れやすさ
ゴースト血管の影響が出やすいのが、
手足など体の末端です。
・夏でも足先が冷たい
・夕方になると足が重だるい
・少し動いただけで疲れる
これらは、
血液が必要なところまで届いていないサイン。
「体力が落ちたから」と片づける前に、
血流の質が変わってきている可能性を考えてみましょう。
爪は「巡りの状態」を映す鏡
セルフチェックで特に見てほしいのが、爪です。
・縦線が増えた
・爪が薄く割れやすい
・色が白っぽい、またはくすんでいる
爪は毛細血管が集中する場所。
栄養状態や血流の影響を受けやすく、
体の内側の変化が表れやすいと言われています。
ハンドクリームを塗るついでに、
ほんの数秒、爪を眺めるだけでも十分なチェックになります。
週1セルフチェックという考え方
ゴースト血管のセルフチェックで大切なのは、
頻繁にやりすぎないこと。
毎日細かく観察すると、
不安の方が大きくなってしまいます。
おすすめなのは、
「週に1回、同じタイミングで見る」こと。
・入浴後
・週末の夜
・ケアタイムのついで
変化を比べるのではなく、
「今週の私、どうかな」と
対話する感覚で十分です。
不調を「病名」にしないという選択
セルフチェックの目的は、
不安になることでも、
自分を責めることでもありません。
ゴースト血管は、
病名ではなく
体の状態を表すひとつの視点。
小さなサインに気づけたなら、
それは「悪いこと」ではなく、
整えるチャンスに気づけたということです。
40代は、
体の声を無視する年代ではなく、
丁寧に聞き直す年代。
体は、
いつも小さなサインを送っています。
それに気づき、
やさしく向き合うことが、
心地よい変化のはじまり。
40代からの私時間は、
そんな丁寧な対話から育っていくのだと思います。
