40代になってから、
「何を食べるか」だけでなく、
「それが体の中でどう働いているのか」を
少し知りたくなりました。
栄養の話は、
専門用語が多くて難しそうに感じるけれど、
本当はもっと暮らしに近いもの。
今回は、主食である穀物が
私たちの体に何をくれているのかを、
できるだけやさしい言葉で整理してみたいと思います。
主食は、エネルギーをくれる存在
主食のいちばん大きな役割は、
体と脳を動かすためのエネルギーを
安定して届けてくれることです。
ごはん、パン、麺類、雑穀。
形は違っても、穀物は
毎日の生活を支える「燃料」のような存在。
不足すると、
元気が出ない、集中できない、
なんとなく気力が湧かない。
40代になると、
この“エネルギー切れ”を
体がはっきり教えてくれるようになります。
炭水化物は「動く力」と「考える力」
炭水化物と聞くと、
太る、控えたほうがいい、
そんなイメージを持ちがちですが、
本来は、
体を動かす力
脳を働かせる力
その両方を支える大切な栄養素です。
特に脳は、
主にブドウ糖をエネルギー源にしています。
ぼんやりする
判断力が落ちる
気分が沈みやすい
そんな状態が続くとき、
「炭水化物が足りているかな?」
と立ち止まってみるのも、
40代の体には意味があるように感じます。
たんぱく質と食物繊維が支えるもの
穀物は、
炭水化物だけでできているわけではありません。
全粒穀物や雑穀には、
少量ながらたんぱく質も含まれています。
たんぱく質は、
筋肉や血液、ホルモンの材料。
そして、食物繊維。
これは腸の動きを助け、
体の中の流れを整えてくれます。
精製された主食よりも、
栄養が残った穀物を選ぶことで、
「満たされ方」が少し変わってくる。
それを、体感として感じるようになりました。
代謝を助ける、ビタミンB群とミネラル
食べたものを、
ちゃんとエネルギーとして使うためには、
ビタミンやミネラルの力が欠かせません。
とくに、ビタミンB群は、
炭水化物をエネルギーに変える
“裏方”のような存在。
これが不足すると、
食べているのに疲れやすい、
という状態が起こりやすくなります。
全粒穀物には、
こうした栄養素が
自然な形で含まれています。
抗酸化成分という“静かな守り”
玄米や雑穀に含まれる
ポリフェノールなどの抗酸化成分は、
体を守る役割を担っています。
目立った変化はなくても、
日々のダメージを
静かに和らげてくれる存在。
40代になると、
「効いている実感」よりも、
「揺らぎにくさ」のほうが
大切になってくる気がします。
40代の体と、穀物の相性
若い頃は、
何を食べてもそれなりに回っていた体。
40代からは、
「合う・合わない」が
少しずつはっきりしてきます。
消化の具合
食後の重さ
翌日の疲れ方
穀物は、
自分の体の声を聞くための
とても分かりやすい指標。
主食は、
敵でも、制限するものでもなく、
体と相談しながら付き合っていく存在。
そう考えると、
食事の緊張が
少しほどけていくように感じています。
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