色で読み解く、40代の私の今:第1回|緑 ー 回復・安定・「何も起きない日」の尊さ

②【生き方・考え方】

最近、なぜか「緑」が心地よく感じる

気づくと最近、緑に心が向いています。
派手でもなく、主張が強いわけでもないのに、なぜか安心する色。
若い頃は、もっと刺激的なものや、変化がはっきり見えるものを求めていましたが、40代になった今は、緑の持つ静けさがとても心地よく感じられます。

緑が象徴してきた「回復」と「安定」

緑は、自然や植物、成長や回復を象徴する色だと言われています。
宗教や文化の違いを越えて、多くの地域で「安心」「癒やし」「調和」と結びつけられてきました。

疲れたとき、無意識に森や公園、木々のある場所に行きたくなるのも、
人が本能的に緑に「回復」を感じているからなのかもしれません。

40代になって増えた「何も起きない日

40代に入ってから、体や心の調子は波のように揺れるようになりました。
大きな不調ではないけれど、なんとなく重たい日。
理由は分からないけれど、若い頃のように元気が続かない日。

一方で、「特に何も起きない日」も増えてきたように思います。

以前は物足りなかった、穏やかな一日

以前の私は、「何も起きない日」を少し物足りなく感じていました。
成長していない気がして、前に進めていない気がして、
どこか焦りを感じていたのだと思います。

でも今は、その“何も起きない日”こそが、
実はとても尊い時間なのだと感じるようになりました。

「何も起きない」は、整っているサイン

体調が大きく崩れることもなく、心が大きく乱れることもない。
淡々と一日が過ぎていく。

それは、緑が象徴する「安定」や「回復」の状態に、
とても近いのではないでしょうか。

緑は、劇的な変化を起こす色ではありません。
ゆっくりと、気づかれないうちに根を張り、少しずつ育っていく色です。

40代の暮らしは、緑のように育っていく

40代の暮らしも、それに似ていると感じます。
目に見える成果よりも、土台を整えること。
派手さよりも、続いていくこと。

今は、無理に変わろうとしなくてもいい。
ただ、崩れずに過ごせていること自体が、大切な積み重ねなのだと思います。

日常の中で感じる、ささやかな「緑」

最近は、特別なことをしなくても、緑を感じる時間を大切にしています。

・ベランダの植物に水をあげる
・散歩の途中で街路樹を見上げる
・食卓に葉物野菜を添える

どれも小さなことですが、心がすっと落ち着く瞬間です。

「止まっている」のではなく、「回復している」

「何も起きない日」は、決して停滞ではありません。
それは、心と体が静かに回復しているサイン。
次に動くための、準備期間のようなものだと感じています。

緑に惹かれる今の私を、大切にしたい

40代からの私時間は、何かを足すよりも、
今ある状態を味わう時間なのかもしれません。

緑に惹かれる今の私は、
きっと“がんばる時期”から、“整っていく時期”へ移っている途中。

そう考えると、この穏やかな日常が、
とても愛おしく感じられます。

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