“映え”より“本質”。素材と向き合う私の台所習慣 — 見た目じゃなく、体に届くものを大切に

ライフスタイル

季節の移ろいを感じながら暮らしを楽しむ投稿が、最近SNSやブログで増えています。丁寧に選ばれた素材や道具が、日々の台所時間を特別なものにしているのが伝わってきます。

そんな中私はいつも、“その中身”にこそ目を向けたいと思っています。

私がこだわりたいのは、“素材の背景”と“からだへのやさしさ”

私の台所では、基本の素材を特に大切にしています。
なるべくオーガニック、無添加、減農薬のものを選ぶのは、体に入るものだからこそ安心して使いたいからです。

いくら見た目がおしゃれでも、
中身が農薬や添加物が多いものなら、
それは“素材を大切にする暮らし”とは言えないと私は考えています。

“映え”よりも、体と心が喜ぶ選択を

見た目の美しさより、素材の確かさを。
誰かの真似ではなく、自分の体の声を聞くことを。
私は、「整える」というのはそうした小さな選択の積み重ねだと思っています。

たとえ地味でも、
しっかり吟味して、家族の体を支える素材がそこにあれば、それで十分。

見せるためではなく、生きるための台所に立つ

今は、整いすぎた暮らしが目に入ることも多いですが、
暮らしは“見せるため”ではなく、“生きるため”に整えるものだと私は思います。

体調が優れない日、
家族の不調が気になる日、
そんなときに、自分の手で選び、仕込んだ素材がそっと助けてくれる。

そういう「本当に体に届く」ことを信じて、暮らしを整えていきたいのです。

誰のために整えるのか。そこを見失わない

可愛い瓶や道具は気分を上げてくれますが、
それが主役になり、
本当に大切な「中身の質」や「手の実感」が後回しになるのは本末転倒。

だから私は、素材を選ぶことを「自分や家族への責任」と考えています。

見せるための“整える”ではなく、
生きるための“整える”を、40代の今こそ深めていきたい。

映えないかもしれませんが、
私は私の手で、自分と家族のために、今日も素材と向き合っていこうと思います。

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