貧血対策というと、
多くの人がまず「鉄分をとること」を思い浮かべます。
レバー。
赤身の肉。
ほうれん草。
鉄分が多い食材を意識することは、
確かに大切なことです。
けれど、40代になってから感じているのは
食べることと同じくらい、吸収する力が大事だということ。
どんなに栄養のある食事をしても、
体がそれを吸収できなければ、
血の材料として使うことはできません。
今回は、
胃腸と貧血の関係について、
暮らしの中で感じていることを書いてみたいと思います。
栄養は「吸収できてこそ意味がある」
貧血対策を始めた頃の私は、
とにかく鉄分の量ばかり気にしていました。
鉄分が多い食品。
栄養価の高い食事。
それらを意識しているのに、
なかなか体調が変わらないことがありました。
そのとき気づいたのが、
胃腸の調子でした。
食後に胃が重くなる。
お腹が張りやすい。
なんとなく消化が遅い感じがする。
そんな状態では、
せっかくの栄養も
体の中でうまく使われないことがあります。
血をつくる材料は、
まず胃腸で消化され、
腸で吸収されてはじめて体の中に届きます。
つまり、
胃腸の元気さは血づくりの土台でもあるのです。
胃腸が弱る生活習慣
40代になると、
胃腸の調子も少しずつ変化してきます。
以前は平気だった食事が、
少し重く感じることもあります。
特に影響を受けやすいのが、
毎日の生活習慣です。
例えば、
・食べすぎや飲みすぎ
・冷たい食べ物のとりすぎ
・強いストレス
こうしたことが続くと、
胃腸は少しずつ疲れていきます。
忙しいときほど、
食事を急いでしまったり、
夜遅くに食べてしまうこともあります。
けれど、
胃腸はとても繊細な器官です。
小さな負担が重なることで、
消化や吸収の力が弱くなることがあります。
腸と貧血の関係
腸は、
体に必要な栄養を取り込む場所です。
鉄分も、
腸で吸収されて体に取り込まれます。
もし腸の働きが弱っていると、
食事からとった鉄分も
うまく吸収されないことがあります。
腸内環境が乱れると、
・栄養の吸収が落ちる
・体の回復力が下がる
・疲れやすくなる
そんな変化が起きることもあります。
だからこそ、
貧血対策は「何を食べるか」だけではなく
胃腸の調子を整えること
も大切な視点なのだと感じています。
胃腸をいたわる食べ方
胃腸を整えるために、
特別なことをする必要はありません。
私が意識しているのは、
ほんの小さな習慣です。
例えば、
・ゆっくりよく噛んで食べる
・温かい食事をとる
・食べすぎない
とてもシンプルなことですが、
胃腸の負担は大きく変わります。
忙しい日でも、
温かい味噌汁を一杯飲む。
それだけでも、
体は少しほっとするように感じます。
今日できる、小さな貧血ケア
貧血対策というと、
つい栄養の量ばかりに目が向きがちです。
けれど、
体にとって大切なのは
食べることと、吸収することの両方。
胃腸が元気でいることで、
食事の栄養はしっかり体に届きます。
だからこそ、
・食べすぎない
・体を冷やさない
・ストレスを溜めすぎない
そんな小さなことも、
大切な貧血ケアなのだと思います。
特別なことをしなくても、
体は静かに変わっていきます。
40代の体は、
丁寧に整えていくことで
少しずつ応えてくれます。
今日もまた、
体にやさしい一日を重ねながら。
貧血ケアを、
暮らしの中でゆっくり続けていきましょう。
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