「自然と調和する暮らし方」木村秋則さんに学ぶこと ③/3 | 本当?嘘? 木村秋則さんと「ムー的世界」から学んだ、心の整え方

学び

「リンゴ農家さんがUFOと交信…?」
最初にその話を知ったとき、思わず眉をひそめてしまいました。

無農薬・無肥料で“奇跡のリンゴ”を実らせた木村秋則さん。
自然栽培の第一人者であり、真摯な姿勢に共感してきた私にとって、UFOや宇宙人との遭遇話は、正直に言えば「本当なの…?」と戸惑うものでした。

けれど、なぜかその話がずっと心に残っていたのです。

木村秋則さんの語る “不思議な体験”

木村さんは雑誌『ムー』などでも何度か特集され、驚くような体験を語っています。

UFOの内部に存在していたという「地球のカレンダー」

▲ 異星人との“テレパシー的な会話”

▲ 地球の未来に関する「2032年の予言

聞けば聞くほど、「現実離れしている」と思う内容ばかりです。

でも不思議と、否定する気持ちにもなれなかったのは、木村さんの語り口に「作り話」を感じさせない静けさがあるからかもしれません。

彼にとって“信じてもらえるか”は重要ではなく、
ただ「体験したことをありのままに伝えている」──そんな印象を受けました。

信じる・信じないより大切なこと

この話を通して、私の中にひとつの視点が生まれました。

それは「すべてを白黒つけなくてもいい」ということ。

◎ 科学では説明できない感覚がある

◎ 頭で理解できなくても、心が反応することがある

◎ 自分の“感覚”を信じる力も、人生には必要だ

40代になってから、体や心にちょっとした“揺らぎ”を感じることが増えてきました。
昔は理屈でなんとか押し切っていたことが、今はそうもいかない。
そんな時に必要なのは、「頭」ではなく「心の声」に耳を傾ける時間なのかもしれません。

暮らしに活かせる “整え方”

この体験談から、私は日々の暮らしに取り入れていることがあります。

それは、「情報を一度、保留してみる」という習慣です。

◎ 驚いたときも、否定する前に“余白”をつくる

◎ 頭で考えるより、心の反応を感じてみる

◎ どちらでもない「グレーゾーン」を持つことを怖がらない

スピリチュアルな話に限らず、日々の選択や人間関係でも、
「すぐに結論を出さない」という整え方は、心にとても優しく作用します。

40代の私たちは、“情報”や“正解”に囲まれて生きてきました。
だからこそ今、少しずつ「感じること」に戻っていく時間が、必要なのだと思います。

フィクションが心を整えるときもある

木村さんの宇宙体験を、事実として受け入れる必要はありません。
でも、そこに触れることで、自分の心がふと緩む感覚があるなら──
それは、きっと“心の整え方”のひとつだと思うのです。

「たまには、心のフィクションに触れてみるのもいいかもしれません。」

事実かどうかよりも、「何を感じたか」を大切にする。
そんな余白を持った生き方を、40代からの“私時間”の中で、少しずつ育てていきたいと思っています。

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