40代からの「ポリフェノール習慣」第6回|守る・流す~肝臓と解毒を助けるポリフェノール―疲れが抜けない40代へ―

④【美容・健康】

40代になってから、
「ちゃんと休んでいるのに疲れが残る」
そんな感覚が増えてきました。

眠っても回復しきらない。
甘いものを控えても、重だるさが消えない。
なんとなく、体の奥がくすんでいるような感じ。

それは単なる年齢ではなく、
“流しきれていない”サインかもしれません。

今回のテーマは、
肝臓と解毒を助けるポリフェノール。

守ること。
そして、流すこと。

40代の体に必要なのは、
強いデトックスではなく、
静かな循環の回復です。

疲労が蓄積する理由は「出せていない」こと

私たちの体は、
毎日さまざまなものを処理しています。

食事、アルコール、薬、
ストレスホルモン、
そして活性酸素。

その中心にあるのが、肝臓です。

肝臓は“沈黙の臓器”と呼ばれ、
よほど負担がかからない限り、
自覚症状を出しません。

だからこそ、
なんとなく続く疲れは、
肝臓が静かに働き続けているサインとも言えます。

40代は、
代謝がゆるやかに低下し、
糖化や血管老化も進みやすい時期。

処理する力と、流す力。
そのバランスが崩れると、
疲れは「溜まる」方向に傾きます。

クロロゲン酸(コーヒー)|守る力

コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、
抗酸化作用で知られるポリフェノール。

肝臓を酸化ストレスから守り、
脂肪の蓄積を抑える働きがあるとされています。

朝の一杯のコーヒーは、
目覚めの刺激だけでなく、
体を守るスイッチにもなっているのかもしれません。

ただし、
飲みすぎは逆効果。

“効かせる”より、
“続けられる量”を。

40代のケアは、
強さよりバランスです。

フェルラ酸(玄米)|巡らせる土台

玄米に多く含まれるフェルラ酸は、
血管の内側を守る抗酸化成分。

糖化や酸化が進むと、
血管は硬くなり、
巡りは滞ります。

フェルラ酸は、
その“通り道”を守る存在。

白米をすべて玄米に変えなくてもいい。
ときどき混ぜるだけでもいい。

頑張りすぎないことが、
結果的に長続きします。

セサミン(ゴマ)|流す力を支える

ゴマに含まれるセサミンは、
肝機能をサポートする成分として知られています。

抗酸化作用に加え、
アルコールや脂質の代謝にも関わります。

疲れが抜けないときほど、
体は静かに処理を続けています。

セサミンは、
その裏方の働きを、
そっと支えてくれる存在。

すりごまを少し足す。
和え物に加える。

それだけでも、十分です。

糖化と血管老化は、静かに進む

甘いものの摂りすぎや慢性的なストレスは、
体内で“糖化”を進めます。

糖化は、
血管や臓器を硬くし、
巡りを悪くする要因のひとつ。

だからといって、
怖がる必要はありません。

私たちの体には、
修復する力も備わっています。

守る成分を取り入れ、
流れる環境を整える。

それだけで、
進行はゆるやかになります。

「頑張らないケア」がいちばん強い

40代になると、
“やらなければならない健康法”が増えます。

でも肝臓は、
静かに支えてくれる臓器。

だからこそ、
ケアも静かでいい。

・朝のコーヒーを丁寧に飲む
・ときどき玄米を選ぶ
・ゴマを一さじ足す

それだけで、
守る・流すの循環は始まります。

ポリフェノール習慣は、
体を追い込むものではなく、
体の働きを信頼するもの。

疲れが抜けない40代へ。

強いデトックスより、
やさしい循環を。

それが、
未来の私を守る選択になる気がしています。

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