「40代から整える、“長寿遺伝子”がよろこぶ暮らし」―食べることで未来が変わる、私のアンチエイジング習慣|第8回:サーモンの美肌と炎症ケア、EPA・DHA・アスタキサンチン

③【食・オーガニック・健康食】

肌の調子や疲れの抜けにくさを感じるようになった40代。
そんな私が意識して食卓に取り入れているのが、サーモンです。
鮮やかなオレンジ色の身には、美と健康を支える栄養がたっぷり。
まさに“食べるスキンケア”とも呼びたくなる存在です。

サーモンが“長寿遺伝子”をよろこばせる理由

サーモンに豊富に含まれるオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)は、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)を活性化する可能性があると注目されています。
この遺伝子は細胞の老化を防ぎ、炎症を抑え、代謝を整える働きを担っています。

「食べることで老化をゆるやかにする」。
それを実感できるのが、サーモンを取り入れた食習慣です。

EPA・DHAで炎症ケアとめぐりを整える

EPAは血液をさらさらにし、慢性的な炎症を抑える働きがあります。
DHAは脳や神経の働きを助け、集中力や記憶力の維持にも関与。
仕事に家事に忙しい40代の私たちにとって、どちらも欠かせないサポート栄養素です。

特にEPAは「炎症性サイトカイン」の過剰産生を抑えるため、
肌荒れや疲れが取れにくい時期にも心強い味方。
血流が良くなることで、くすみのない肌づくりにもつながります。

アスタキサンチンが導く、美肌と若々しさ

サーモンの赤い色素成分であるアスタキサンチンは、強力な抗酸化物質。
ビタミンEの1000倍ともいわれる抗酸化力を持ち、紫外線やストレスによるダメージから細胞を守ってくれます。
“肌のハリ”や“透明感”を支える働きがあるため、40代女性にとって理想的な美容成分です。

アスタキサンチンは加熱しても壊れにくく、
焼き魚やスープ、サラダなどさまざまな調理法でおいしく摂取できます。

私の「サーモン習慣」|40代からの整えごはん

私がよく作るのは、
・蒸し野菜と合わせた「温サラダ」
・ヨーグルトとレモンで仕上げる「サーモンマリネ」
・スープに加えた「サーモンポトフ」

脂質が気になるときは焼きよりも蒸し調理に。
オリーブオイルをほんの少し垂らすだけで満足感が出て、
“整う食卓”が完成します。

“長寿遺伝子”がよろこぶ食卓へ

40代からの食は、体の声を聞く時間。
「疲れやすい」「肌がくすむ」と感じたときは、
少しサーモンを意識してみてください。
続けるほどに、内側からの変化を感じられるはずです。

今日の食卓が、未来のあなたの肌と心を整える。
それが、“長寿遺伝子”がよろこぶ暮らしです。

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